季節が進むにつれ、忙しくなってきました。
「えむに」の器はもちろん毎日せっせと作っておりますが、
僕、水上竜太のちょっと凝ったモノも時間を見つけては
すこしづつ作りためております。
今日は泡の入ったパーツを作りました。
泡入りガラス、良く見かけると思いますが、泡の入れ方も様々。
なかでも今日のは結構凝ったやり方です。
バーナーブロー技法でやっていますが、
吹きガラスでも似たようなやり方があります。
縦スジの入ったガラス管を温めてねじって、
口が開いたのと開いてないのと二つ用意します。
ここで注意してほしいのが、ねじり方が逆になっているという事。
途中、手が離せなくて写真撮れませんでしたが、
口が開いた方に閉じた方を温めてすぽんと吹き入れます。
しっかり温めて馴染ませてやると。
こんな感じに泡が並んで入ります。
逆ねじりどうしを重なり合わせてやると、
スジがクロスして合わさった部分にちょっとだけ隙間ができ、
なじませると隙間が泡になって残るのです。
僕が習ったイタリアのマエストロがやっていた方法。
マエストロがやると泡が本当にキレイに整然と並びますが、
僕がやると、大小様々な泡になります。難しいのですよ〜。
んでも、それがまた良い雰囲気になって好きなんですけどね。
これを他の何種類かのパーツと合わせてちょっと凝ったものに。
完成までは、まだ数日かかりますね〜。
ryu