お客様によく「どうやって色を着けるの?」と聞かれることがあります。
僕たちがメインで使うガラスは無色透明に調合されたガラスで
何もしないと無色透明なものばかり出来上がります。
色を着けるときは、その無色透明なガラスに
色ガラスをつけたり、まぶしたり、被せたりしています。
色ガラスはどうやって?となると
基本的には金属酸化物を透明なガラス原料に混ぜて作るそうですが、
ほとんどのガラス作家は色ガラスを作ってる会社から買います。
絵を描くのに絵の具を買うようなものですね。
この色ガラスも大きくわけると、かたまり、粉、ザラメの3種類。
粉とザラメにはそれぞれ細かさがあったりして
1色でもいろいろな状態があります。
色ガラスの会社もたくさんあるので、(主に外国ですが)
色を買うときは、どの会社のどの色のこんな状態
というように選んで買います。
色ガラスをどんな風に使うかによって、
同じ色でも雰囲気が違ってくるので、
いろいろな装飾ができるわけですね。
ryu