蓋の出来るまで


暑いので午前中と夜に火の作業する事にして
あとは夏満喫といきたい所だけど、なかなかね。。

今日はここ数日バーナーワークで作っているポットの
そのまたちょっとマニアック?に蓋の作り方。
ポットや急須なんかには必要なパーツですね。

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まずは本体の口径をはかります。

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その径に合わせて真っすぐなラインを作ります。
これが大事で、時間もかかる所。

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径が決まったら、細目の炎で部分的にあぶりつつ、
両方から押していくと。

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ちょっと出っ張ってきました。
もっと押して。

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引っかかりの部分になります。
内側に入り込むエッジの部分をしっかり作っておくと、
蓋のおさまりがいいです。

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蓋の頭の部分の作業棒をとって、形をつくります。
形はデザインによって変わります。

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今回は平らな蓋になります。

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蓋に隙間はあるから。。とは思いますが、
やっぱり空気穴あけないと出が悪いです。

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もう一回作業棒をつけて、いらない部分を切り離します。

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仕上げに落ちるの防止ぽっちをつけます。

11_08_14_11

こんな風におさまって完成。

モノにもよりますが、
蓋と本体が同じ時間かかる場合もあったりして結構手間な作業だけど、しっかり作ると、おさまりが良くて気持ち良いです。

ふう。長くなりました。。
そしてまた明日もこれ作ってます。

ryu

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