少し前のこととなりますが
先日のgecko cafeさんでの個展の中で開催された「台湾茶會」の様子をお届けします。
個展初日。1日目のお茶席です。
いつも素敵な設いを施し、楽しい会話と美味しいお茶の時間をつくってくださる
茶事居(ちゃごと)の谷口ひろみさん。
今回、この企画のために東京から初の福井へお招きしました。
最初のお茶は「蓋碗(がいわん)」と呼ばれる蓋付きの茶器を使い淹れてくださいました。
お茶は一度「茶海(ちゃかい)」と呼ばれる片口に移し、茶海から茶杯に注がれます。
お茶席は、お茶の話やお菓子の話、それから参加された皆さまのお話で、どのお席も楽しい賑やかな雰囲気が伝わってきました。
お茶の種類によって、道具も変えてのお茶淹れです。
この日の2種目は「模様の茶壺(ちゃふう)」と「Flowの茶杯」で。
容量180cc前後のこの小さな急須のことを「茶壺」と呼びます。
そして、3種目は「ダイアの茶壺(ちゃふう)」でお茶淹れ。
お客様には「月色の茶杯」でお茶をのんでいただきました。
今回のお茶席では「えむにのかたち」という個展のタイトルに合わせてお茶を選んで下さったようで、それぞれの茶葉の違いも見せて下さいました。
お茶を囲んで、そして笑顔を感じられる時間ってやっぱり素敵ですね。
1日目と2日目はお茶の種類も変えて
セッティングもお道具も、それに合わせてチェンジ。
そして、2日目のお茶席です。
この日は「月色の蓋碗(がいわん)」で。
「粉雪の茶杯」
2日間、終始楽しい時間を演出してくださった谷口さん。
(活動の様子はこちらから⇒茶事居さんのページ)
彼女とは、いつもお世話になっている東京の「うつわ謙心」さんの企画展で2013年の春に
出逢い、それから3年のうちに沢山のご縁をいただき仲良くさせてもらっています。
(見つけて思わず懐かしかったので、2013年春のお茶会のブログ記事も下記に。)
「春を楽しむ台湾茶会①」
「春を楽しむ台湾茶会②」
今回こうして福井に来てもらうことが叶い、そして福井の皆さまにもお茶席を愉しんでいただくことが出来たこと、ほんとうに嬉しく思っています。
お忙しいところ、お時間を調整してお越しいただいた谷口さんと
この企画に快くご協力くださったgecko cafe のオーナーあねさんに心から感謝です!
本当にありがとうございました!
そして何より!
お茶会にご参加いただいた沢山のお客様
今回は満席後で申し込み叶わなかったとお伝えいただいた皆様のお気持ちにも
ほんとうにありがとうございました!
またこのような機会がつくれたら。と願っております。
このブログを書こう書こうと思いながら、
たのしい想い出が多すぎてなかなかまとまらず…(笑)
このお茶会もあっという間に半月前の出来事になってしまいましたが。(申し訳ないです)
この企画と今回のお茶会での体験から、
また「つくる」ことへの想いを積み重ねることができたような気がします。
貴重な機会をほんとうにありがとうございました。
関わって下さった全ての皆さまに、心からの感謝を込めて。
myu