先日ご案内しました今週末14日(金)から開催の展覧会「透明詩敘」@ 清山寶珠 Honesteaに向けて、今回台湾にお送りした作品達を紹介します。
【 Flow(フロー)シリーズ 】
縦筋の入ったガラス管を使い、ねじりを加えることで、水の流れをイメージしています。
えむにの耐熱モノの中で定番の代表的なシリーズとなっており、台湾茶のアイテムとしても、茶壺・蓋碗・茶海・茶杯・茶托と、種類も一番多く制作しています。
【 水玉シリーズ 】
熱したガラスを点々と溶かし乗せ、ぽこぽことした状態まで馴染ませ制作しています。
手触りの感覚が優しいシンプルなデザインです。
【 月色(つきいろ)シリーズ 】
水玉シリーズと同様に、ガラスの表面にガラスをぽこぽこと馴染ませています。透明なガラスに高温で純銀を焼き付けることで発色させるこの独特の色味は、光の角度によって印象が変わります。
空に浮かぶお月さまのように、その時々の色や表情を愉しんでもらえたらと「月色」と名付けて制作しています。
【 ダイアシリーズ 】
表面にガラス棒を熔着し、立体的な縦ラインを出した後に、そのラインを間隔をあけて摘んでいくことで、全体的に菱形のダイア模様を広げて制作しています。
厚みの違いで、キラキラとした光を溜めてくれるシリーズです。
【 粉雪シリーズ 】
透明なガラスの間に白い色ガラスを挟み込んで制作しています。
中にお茶が入ると、うっすら透ける雰囲気がお気に入りです。
【 グレーシリーズ 】
グレーの色ガラスの管を用いて、シックな雰囲気で制作しています。
シリーズの中では一番新しいタイプ。
と、今回お送りしたシリーズものは以上です。
お茶まわりのアイテムとしては、茶則・茶さじ・茶入れなど。
「茶則」も葉のような羽のようなイメージで、様々なタイプがあります。
「茶入れ」は、手前から、Flow・綾・ソーダ・銀・粉雪、となります。
そして、珈琲アイテムも。
ドリッパーとサーバーも少しですがお送りしています。
吹きガラスのアイテムとしては、
ここ最近ご好評をいただいている「氷のうつわ」を。
台湾の皆さまに愉しんでいただけるように、ギャラリーさんも日々準備を進めて下さっているようです。どうぞよろしくお願いいたします。