昨日で作品展も終了し、何となくひとくぎり。
のんびりペースな一日。
今日は持って帰って来たガラスたちを
次のイベントに向けて整理していました。
と同時にお礼状やDMの発送準備、出品リストの作成等々。。
うちのような夫婦自営業ガラス屋は
ガラスを作る以外にもやることがたくさん。
まあ、いろんな仕事を楽しんでます。
そんな仕事の合間に何かみて刺激を受けたり
作るモノを考えたり浮かんだり。
そして、作って、使って、また作って。
一生こんなペースで進み続けられるよう
僕は日々を懸命に過ごしてるのだと思います。
ryu

2週間ちょっとの期間でした「えむにのふたりガラス展」も
本日で終了いたしました。
テーマであったお花も、毎週生け替えして、
当初考えていたように春いっぱいの雰囲気で
お客様をお迎えできたのではないかと思っております。
私達もこんなにたくさんお花を飾ったのは初めてでしたので
いろいろと得ることも多くてとても楽しかったです。
お越しいただいたたくさんの皆様
本当にありがとうございました!
思えば初日は震災の次の日で
どうしたらいいのか、作品展を続けていいのかと
二人で日々考えることが多かったです。
結局は僕たちが元気を出していかないと
何も始まらないし進めないという考えに至り
日々いつも以上に頑張り、そして手助けできる時がきたら
その時に出来ることをしようと決めました。
そして、まずは義援金という形で協力させてもらいました。
また来週末には東京の南青山で福井のものづくり仲間と
一緒に「福時」というイベントを予定通り開催します。
この時のワークショプの売上を全額義援金にしようと
メンバー一致で決めました。
「福時」特設サイト ⇒ http://sites.google.com/site/fukudoki/
被災された方にはまだまだご苦労が多く大変なことと思いますが
私達が活動することで少しでも何かのお役に立てればと
心より願っております。
明日の笑顔のために。
ryu
さあもう明日一日となりました「えむにのふたりガラス展」。
今回DMに使った花器の白い色はエナメル絵つけで着色してあります。他に同じように白く着色した花器も数点出品しています。
この白い色、よく見るとそれぞれ違った雰囲気にしてあります。雲のようにふんわりだったり、風がふいたようにさーっとしてたり。。中が少し透けて見えるぐらいの濃さなので、あるお客様から「和紙をはったよう」なんてお言葉も頂きました。言われてみれば確かに。
自分ではなかなか気づかない目線で感想を頂けるのも、
お客様とのコミュニケーションの楽しみの一つ。
普段こもっていると、人とのコミュニケーションが薄くなりがちなので
生の声を聞ける機会は本当に楽しくてためになることばかりです。
明日は僕がお店番していますので、
お時間ありましたら、よろしくどうぞ。
ryu
昨年6月の作品展「ヘキデコ」のメインとも言える作品。
会場の入り口にある外からも見えるショーケースの様な空間をデコレーションしてみました。
晴れている日は外の光をあびて、きらきらっと。やっぱり自然光が似合う。
この作品はボタンをイメージした円盤に絵つけをして、針金で作った金具で一枚づつ引っ掛けてあります。なので場所にあわせて、組み合わせを変えたり長さを変えたり。けっこう遊べます。
「えむにのふたりガラス展」もあと2日。
明日は myu が午前中からお店番に行きます。
お花も少し新しくして
一人でもたくさんの方に春の色、香りを感じて頂き
暖かな気持ちになって頂けたら嬉しいなあ。
ryu

お彼岸過ぎたのにまだこの寒さ。
昼には吹雪いたときもありました。
びっくりです。
子供を2人とも保育所にいれて、もうすぐ一年。
子育てから開放される時間が増えて
myu もいろいろと作れるようになりました。
形をつくることまではまだ出来ないので、その分絵つけに没頭。
すこしづつですが確実に前に進めていると僕は思っています。
写真の作品も今回の新作。
栓付きの花挿しとなります。
こういう物作るとき僕はせっせと生地屋さん。
最近はもっぱら厚みのある生地をリクエストされます。
表と裏と中といろいろ絵面が重なり合ったり歪んだり
表面に描いた模様がいろんな表情で見えて来るように。
お花を挿しても邪魔をしないほどの絵つけと、
栓をしたときの可愛さ。
myu のセンスが光ります。
いいよねえ。これ。
僕は myu の一番のファンなのです。
ryu
「えむにのふたりガラス展」もあと4日。ブログではまだまだ紹介できていないものも沢山ありますが、まあできる範囲で。
写真はリボンシリーズのボトル。タイトル通りリボンで飾ってあるようなイメージの模様。展示ではモンステラを挿して花器として使ってみました。
リボンシリーズは2年程前から作っていて、好きなシリーズの一つ。色ガラスを細い棒に引き延ばした物を作っておいて、本体を作る時に表面に並べて溶着して模様にしています。
他にお皿や蓋物もありますが、
ボトルタイプは決まった形がないので1個1個違い、
けっこう遊んで自由につくってます。
ホントはもっとたくさん並べてみたいのですが、
1人で作るには、この形体力的にちょっとしんどい。。
なのであんまり沢山は作れていないのです。
もっと前から作って貯めておかないとダメですね。
ryu
今日も一日作業。
えむにを始めてから作り続けている
定番「ビッツカップ」を作っていました。
耐熱ガラスを材料にしてバーナーで加工していくやり方で、
バーナーブローなんていわれることも。
ちょいと一連の作業を写真でご紹介します。
まず材料のガラス管の両端を引っ張って
こんな形にします。息を吹き込めるように片方の細くなった管に穴を空けておきます。
ひっぱって細くなった部分と太い部分の境目をくくって、使う位置を決めます。
くくった間の太い部分を温め息を吹き込み膨らまします。その後、伸ばしたり縮めたりして作りたい形に仕上げます。
細いガラス棒を使ってひとつひとつ表面のぽつぽつをつけていきます。
底にする方の棒を焼き取り、足をつけていきます。
ちょっと太めのガラス棒を使います。
こんな感じになりました。
底に再びガラス棒をつけて、今度は反対側の棒をくくりからわり落とし穴を空けます。
少し広げて、口縁部分の色になる色ガラスを一周巻き付けます。
温めて道具を使って穴を広げていきます。
(道具は映っていません。。)
最後に口を外に広げて形が完成。この後底についてるガラス棒を焼き取り、徐冷の窯に入れて終わりです。
写真ちょっと小さかったかもしれません。
すいません。。
また今度違う物もご紹介します。
ryu

暑さ寒さも彼岸まで。
もうそんな日ですね。
今回の作品展の前日に近所の方から
つぼみが沢山ついた梅の枝を戴きました。
会期中に咲くかなあぐらいでしたが
会場暖かいおかげで、2〜3日で開き始めるつぼみも。
和を意識して作った、写真の掛け花生け「月」に生けてあります。
数年前から壁面を楽しくしてみたいなと考えるようになり、
昨年の夏開催の作品展「ヘキデコ」では
壁(ヘキ)を飾る(デコル)ことで楽しくしようと、
花器やオブジェを作りました。
「ヘキデコ」関連のブログ記事
⇒ http://emuni.blog112.fc2.com/blog-category-7.html
やってみて、お花を壁に飾ることがかなり楽しく
それ以降もいろいろ作りました。
花が壁にあると、なんか気持ちが良くて好きなのです。
壁を飾るのが花だけとは思っていませんので、
「ヘキデコ」の時に作った、「壁のブローチ」、「壁のペンダント」も
引きつづき作りたいなあなんて考えてます。
ryu

今日もお店番でギャラリーさんへ行く予定でしたが
ちょっと早く出て今日開催していた
福井駅西口広場のチャリティーイベントに立ち寄って来ました。
チャリティーイベントの詳細
⇒ http://ameblo.jp/ekusiad-paint/entry-10833807355.html
長女を連れて会場へ向かうと、はじめに出逢ったのが「元気ボード」。
災者の方達に応援メッセージや絵を
パネルに描いて思いを届けるというもの。
4才長女照れながらもアンパンマンらしきものと一言「がんばれ」。
ほんと僕らが元気をあげられないと、沈んでる場合じゃないです。
そしてチャリティーショップ。
ネイルケア、ポストカード、キーホルダー、髪留め、等々。
何か買おうと娘に聞いたら、すかさず「これがいい」。
happo さんのチャームとネイルケアの Tsugumi さんが
その技術を応用して作ったバッチ。
選ぶの早いこと早いこと。
僕も松山さんのキーホルダーを手に入れ2人でニコニコ。
帰りがけバルーンでお花まで作ってもらって
娘はますます上機嫌で会場を後にしました。
・松山真一郎さんのHP ⇒ http://mtym1979.jimdo.com/
まだ早かったのでライブペイントが始まったところでしたが
午後は天候が崩れて大変だったことと思います。
それでも5万円以上義援金が集まったそうです。
「みんなの元気を集めて送りたい」そんな気持ちを感じて
僕も「元気」にいこう!って気に改めてなります。
今日は気持ちの良い人達と出逢えました。
みなさんお疲れ様、そしてありがとう!
ryu
1週間ぶりにお店番の日。myu が先に行ってお花を少し入れ替えてきました。ちょっと変えるだけでも雰囲気が変わって、より楽しい感じに。
いいなあ。自然と顔がほころびます。myu さすがだ。
僕は午後から交代で、それまでは家で作業。そこに久しぶりに現れた友人が一人。アメリカにガラスの勉強しに5年程行っていた男で、1ヶ月程まえに帰ってきたもよう。創作の森のイベントを見に来たついでに寄ってくれました。
これから事を起こそうとしている彼と話していると
自分もまだまだ途中なのだと思います。
なんか負けてられないなあと前に進む力が強く湧いて来ました。
あっという間に出かける時間になって短い時間でしたが
ありがとう、再会嬉しかったよKちゃん。
僕たちが前に進んで行かないとなんにもなりませんね。
一歩一歩です。
ryu