常設ショップ


雨がしとしと。梅雨もそろそろかな。
今日はそんな中、搬入に行ってきました。

搬入先は「行く」というだけあって、県内。
福井駅近くの福井西武6階の「工芸四季野」様。
今月から取り扱って頂くことになりました。

四季野さんは、陶、漆、打ち刃物、和紙、箸、等々、
福井県内外の工芸品を扱っていらっしゃいます。

そしてガラスもお仲間に。

器20アイテム程とアクセサリー数種を並べました。
お店の雰囲気に合わせて、普段使いの器を中心にセレクト。
といっても myu の人気の香水瓶は持って行ってあります。

「えむに」のガラスはネットで見て頂く事ができますが、
実際に見てみたい方、手に取ってみたい方も勿論いらしゃると思います。

福井県内でしたら、僕たちの「えむに」ギャラリーはもちろんのこと、
今後はこの「工芸四季野」様へもどうぞ宜しくお願い致します。

他、常設で取り扱って頂いてるショップ、ギャラリー様は
えむにサイトのショップリストをご覧頂きたいと思います。

・えむにショップリスト ⇒ https://emuni.jp/shoplist.html

個展が中心のギャラリー様は入っていませんので、
リストはあまり多くはありませんが、
お近くで何かの機会に行かれる事がありましたら、
「えむに」のガラス、ぜひお手に取ってみて下さいね。

ryu

あわ入り。


季節が進むにつれ、忙しくなってきました。

「えむに」の器はもちろん毎日せっせと作っておりますが、
僕、水上竜太のちょっと凝ったモノも時間を見つけては
すこしづつ作りためております。

今日は泡の入ったパーツを作りました。

泡入りガラス、良く見かけると思いますが、泡の入れ方も様々。
なかでも今日のは結構凝ったやり方です。

バーナーブロー技法でやっていますが、
吹きガラスでも似たようなやり方があります。

11_05_31_1.jpg

縦スジの入ったガラス管を温めてねじって、
口が開いたのと開いてないのと二つ用意します。

ここで注意してほしいのが、ねじり方が逆になっているという事。

途中、手が離せなくて写真撮れませんでしたが、
口が開いた方に閉じた方を温めてすぽんと吹き入れます。
しっかり温めて馴染ませてやると。

11_05_31_2.jpg

こんな感じに泡が並んで入ります。

逆ねじりどうしを重なり合わせてやると、
スジがクロスして合わさった部分にちょっとだけ隙間ができ、
なじませると隙間が泡になって残るのです。

僕が習ったイタリアのマエストロがやっていた方法。
マエストロがやると泡が本当にキレイに整然と並びますが、
僕がやると、大小様々な泡になります。難しいのですよ〜。

んでも、それがまた良い雰囲気になって好きなんですけどね。
これを他の何種類かのパーツと合わせてちょっと凝ったものに。

完成までは、まだ数日かかりますね〜。

ryu

越前陶芸祭り


11_05_30_1.jpg

何年ぶりかな?
今日が最終日の越前陶芸村の陶芸祭りに行ってきました。

・越前陶芸村 ⇒ http://www.echizentogeimura.com/

毎年5月の最終土日月の3日間開催され、
県内の陶芸家さんや窯元さん60以上が出店されてました。

僕は福井に来て10年以上経つのに今日で3回目。

なんだかんだとこの時期はガラス屋も忙しく、
来れない年が多かったのですが、今年はなんとか時間作れました。

昨日から今朝にかけては、どしゃ降りででしたが
着いた昼頃にはすっかり雨上がり。

用意万端 myu と二人して長靴履いていったけど
僕達多分ちょっと浮いてたね。

時間もあまり無く、店数も多いので、
さーっと流しつつも目に留まる所ではじっくり。

陶器は勿論なんですが、
僕はお店の作りにも目がいきます。

テントは全て学校にあったような三角屋根のあれ。
そんな中で皆さんそれぞれの雰囲気を作るのに、
いろんな工夫を凝らしてるのを見るのが楽しい。
良く考えられてるなあ。なんて感心することもしばしば。

さて、何人かの作家さんのを吟味しつつ
今回僕は「山月窯 村田紀之」さんのお皿を。

・山月窯村田紀之さんの情報 ⇒ http://www.echizenyaki.com/?mode=f19

11_05_30_2.jpg

朝のパンと卵とサラダなんかのプレート盛りに使おうと思ってたけど、
晩飯のトンカツにもいい感じでした。ふふ♪

他にも欲しくなったものは沢山あったけど、
少しづつが楽しいよ、と自分に言い聞かせ、
myu は「陶房 遙」さんでお皿をゲットして帰路につきました。

・陶房 遙さんの情報 ⇒ http://www.echizenyaki.com/?mode=f20

うん。また来年も時間作り出して必ず来よう。

ryu

100日。


小学生の頃の大嫌いな宿題「毎日帳」。

先生に毎日提出する日記みたいなものです。
文章書くのが苦手だし、毎日ってのがめんどくさくって、

「今日は何かをして遊びました。」

だけで1週間通したこともありました。
必ず返事を書いてくれる先生は怒るでも無く。

「???」

毎日「?」が大きくなっていったの覚えてます。

そんな僕が2月の終わり頃になぜか急に思い立って、
このブログを毎日更新することにしてから今日で100日。

1ヶ月に1〜2回程度だったのが毎日更新するようになったら、
僕が不治の病にでもなったのか、なんて友人に身体の心配されたり、
寝るのが遅くなったり。。

いろいろな事がありますが一番嬉しいのが、
僕が楽しい事を読んだ方と共有できるんだなあと感じた事。

そんな事があると、毎日楽しい事を見つけて
ブログを更新するのが、ますます楽しくなってきました。

告知や日々の事をたま〜に書いてるだけでは、
こんなに楽しい事を考えたり探したりしなかったと思いますので、
もっともっと共有できる楽しさを見つけられるように、
またあと100日とりあえず続けようと思います。

myu の記事が入って日に2回更新する時もありますので、
これからもちょいちょいのぞいて下さいね。

あの時の先生にも当時の毎日帳のかわりに
いつか読んでもらえる日が来るといいなあ。

ryu

えむにさん


先日、ラジオの取材を受けた時に思った事。

うちには僕と myu の他に「えむに」さんがいるようです。
水上竜太とマエダミユキと「えむに」さん。

えむにさんは二人を合わせたかのようで、
そうでもない別人格。

水上とマエダは自分の好き勝手に自分の世界観でガラスを作りますが、
えむにさんは違った事を考えてガラスを作ります。

ガラスを使う人、使われる場所、状況、等々。。
特に僕や myu が使う時のことを良く考えてくれて、
結果僕らが気持ち良いように作ってくれます。

作り方とか、色(個性の意味ね)へのこだわりはあまり無く、
使って気持ち良いとか、楽しいことにこだわります。

時にはテーマに沿ってつくることもするし、
リクエストに答えたりもします。

だから同じ雰囲気のものばかりにならないし、
常に新しいものを作り続けていけるのだろうな。

実際は myu と二人であーだこーだしている時に、
二人合わせて「えむに」さんになってるんだと思います。

ryu

カエル大合唱


今日は金沢です。

ここの工房は山の方にあって周りは田んぼだらけ。
この辺も田植えはすっかり終わっているようだ。

夜になるとうるさいぐらいのカエルの大合唱。
昼に田んぼ見てもそんなに見かけないのに不思議だ。

11_05-27.jpg

今の季節は花がいたるところにあって色々楽しい。

写真は山ぼうしの花。
秋には赤い実がなるやつだ。
4枚花びらがかわいらしい。

仕事に来てるけど、ついさぼりたくなる。

いい季節だなぁ♪

ryu

花を挿す


ギャラリーのお花を入れかえました。

11_05_25_2.jpg

ガラスに水を入れると、また表情がかわります。
この花器はぽてっと厚みをもたせてつくっているので
表面に施したエナメルの模様が映り込むようになっているのですが
水が入ると、よりいっそう引立つ気がします。

11_05_25_7.jpg

先日咲いた芍薬も飾りました。
大きな花が重くてすぐに下を向こうとしますが
茎に動きをつけて入れてあげたらキレイな姿で立ってます。

11_05_25_3.jpg

壁の花挿しには「シラン」を一輪。
玄関先に今年も咲きました。
紫の蘭で紫蘭。一度聞いたら忘れないネーミングですよね。

11_05_25_4.jpg

紅葉もタネと葉っぱがいい色合い。
玄関先でお迎えします。

えむにのギャラリーには一番気持ちいい季節になってきました。
お近くにお越しの際には、ゼヒご連絡くださいませ。

myu

夏のコップ


11_05_26.jpg

暑くなったり、涼しくなったり、少しづつ夏に近づいてる感じの日々。
暑い日は氷を浮かべてごくっと喉を潤したくなります。

「えむに」もコップはいろいろ作ってますが、
夏っぽいイメージを気にして作ることが無かったので、
今年は夏っぽいコップを夏に向けて作ってみました。

氷の音が軽やかな感じにしたかったので、
耐熱ガラスの薄づくりにして、カロンカロン〜。

薄いと、ガラスのキラキラ感がでにくいのですが、
表面に凹凸をつけて、飲み物が入るとキラキラ〜。

自分では結構気に入ってます。

今年の夏は個展が無い分、企画展であちこち出品します。
お目にかかれる事があったら是非手に取ってみて下さいね。

ryu

自然のいろ


庭の芍薬も花ひらきました。
なんてなんて鮮やかなピンクなんだろう。

11_05_24_3.jpg

この色、言うなればきっと「ショッキングピンク」
派手ないろー。

こんな色が庭の畑のすみっこの土のなかから毎年出てくるなんて
なんかホントに不思議。
自然にはかなわない。

11_05_24_4.jpg

そして。
もみじの種もいい具合に色づいてます。
かたちも、この色も、とっても好み。

お洒落なやつ。

これは庭にある一番立派な紅葉の木です。
表の庭のもう少し小さい紅葉には、もっと薄グリーンの種がついてる。

いろいろあるなあ。

遠くからみても、グリーンの中に赤い小さな存在がちらほら。
自然がつくる色ってすごい。
いくつになっても感動させてくれる存在に
ほんとうに日々感謝です。

myu

耐熱ガラス製の小さい花器を修理してみた


11_05_25_6.jpg

myu が落として「ぴちょん」を割ってしまいました。
ここまで割れてしまうと普段はあきらめるのですが、
最近あんまり割れる事も無く、試す機会も少ないので、
修理してみる事にしました。

11_05_25_5.jpg

結果はこちら。
1つづつ仮止めをして、割れを塞いでいきました。

ほんと溶接の感覚。

仮止め後は全体をある程度温めないと、新たな割れが走ります。
やっぱりやってみないとわからない事が多いです。

割れと格闘すること数十分。
何とか全てつなぐ事ができました。
多分1つ作るのより時間がかかったんじゃないかと。

それでも結構割れてたのに痕は残るものの
使えるまでに直せるもんです。

自分でもビックリ。

なかなか割れる事が無いんだけど、なにか割れたら、
どんな状態でも、とりあえずチャレンジしてみることにしよう。

あ、「えむに」の耐熱ガラスは
送料ご負担頂ければ初回は無料で修理しております。

もし、破損した場合はパーツを集めておいて、ご相談ください。
程度にもよりますが、直せる場合が多いですので。
ぜひ。

ryu

  • お知らせ

    • 2024予定

      *会期が変更になる場合があります*

    • 個展
      2024/4/3~6
      S*Style Tea(大阪)

    • 個展
      2024/5月
      J-spirit(京都)

    • 個展
      2024/6月
      うつわ謙心(東京)

    • 個展
      2024/9月
      三本日和(福井)

    • 個展
      2024/11月
      Hase(愛知)

    • 個展
      2024/12月
      ぶどうのたね(福岡)

  • 最近の投稿

  • アーカイブ