ガラスのお雛様 2017


暦は3月3日。桃の節句。
今年も沢山のお雛様をお届けさせていただきました。

17_3_3_1

SNSを通じてみつけてくださる方が増えたのか、今年は例年以上に、全国各地から沢山のご縁をいただき、ほんとうに嬉しく思っております。

お問合わせも多くいただいているので、この機会に、今年制作したガラス雛の種類をご紹介させていただきます。

17_3_3_3 17_3_3_2

こちらはリューターという機械を使い、ガラスの表面を削って模様を彫り込んでいます。

・ガラス雛(エングレービングタイプ)16,000円+税
・ぼんぼり 3,000円+税

17_3_3_4

お顔の部分は、香水瓶の栓のようにつくっていますので、
一輪挿しとして、一年中愉しんでくださっている方もいらっしゃるようです。

そして、こちらは全面にエナメル模様を施したタイプ。

17_3_3_5 17_3_3_6

ガラスの表面に白い塗料を塗り、乾いた状態から、竹串で模様を彫り込んでいき、全部の模様を彫り終えたら、再び窯の中に入れ、焼き付けをしています。

・ガラス雛(全面エナメルタイプ)24,000円+税

17_3_3_7

今年はお姉ちゃんと、生まれたばかりの妹さんとのお雛さまを、このタイプでお揃いでご注文くださったお客さまもいて、それぞれ色味と模様をすこし変えながら仕上げさせていただきました。

そして、同じくエナメル仕上げ。
こちらは全面ではなく、丸模様の絵付けとなっています。

17_3_3_8  17_3_3_10

・ガラス雛(丸模様エナメルタイプ)20,000円+税

17_3_3_9

ここまでご紹介した雛は、元のガラス生地は全て同じです。
吹きガラスで内側にそれぞれブルーとピンクで色付けし、厚めに吹いたモノを生地として使っています。

そちらとは雰囲気が違うこちらのタイプ。
溶けたガラスを吹かずに、塊のまま、お顔部分も一体でつくり、男雛女雛にしています。
表面に熱いうちに銀箔を巻きつけ、冷めたあとに、その銀箔部分にリューターで模様を彫って仕上げています。

17_3_3_11

銀箔が透明のガラスと焼き付いた際に、温度変化で、こうして覗き込むと内側が金色に発色していますが、表面は銀色のまま仕上がります。

17_3_3_12

・ガラス雛(銀箔タイプ)10,000円+税 (大サイズ 15,000円+税 )

そして、最後にご紹介するのは
ランプワーク(バーナー作業)で制作したタイプのガラス雛です。

17_3_3_13

空洞になっている軽量感のある雛セットです。デザインはとてもシンプルですが、それぞれ銀と金から発色している色合いが綺羅びやかに映ります。

・ガラス雛(ランプワークタイプ)7,000円+税【2018.1月に価格改定させて頂きました】

17_3_3_14

今日はキレイすぎるくらいの春の空が広がる節句となりました。

今年もお約束の順にお届けさせていただきましたが、2月末ギリギリまで待っていただいた方々も多く。。ほんとうにお時間いただきまして有難うございました。
「届きました!」と喜びのメールや写真を送ってくださる方々に励まされ、また次の制作の力になっています。ほんとうに素敵なご縁をありがとうございました。

また、この節句には間に合わずとも、と、3月以降のお届けで、また順にご注文をお待ちいただいている方々もいらっしゃいます。

皆様の素敵な記念やお祝いのお手伝いをさせていただけることは、ほんとうに有難いことです。ここからも、またひとつひとつ丁寧に仕上げていきたいと思います。

ご縁に心から感謝いたします。

 

myu

⇒人気ブログランキングへ

 

 

コメントは受け付けていません。

  • お知らせ

    • 2024予定

      *会期が変更になる場合があります*

    • 個展
      2024/4/3~6
      S*Style Tea(大阪)

    • 個展
      2024/5月
      J-spirit(京都)

    • 個展
      2024/6月
      うつわ謙心(東京)

    • 個展
      2024/9月
      三本日和(福井)

    • 個展
      2024/11月
      Hase(愛知)

    • 個展
      2024/12月
      ぶどうのたね(福岡)

  • 最近の投稿

  • アーカイブ