先日は中秋の名月でしたね。
こちら福井でも、澄んだ夕暮れ色の空の下、おおきなお月さまが昇ってきていました。
この季節の空はまたほんとうに良き表情で、いつまででも眺めていたくなります。
十五夜、十六夜、立待月、居待月、寝待月。そして今宵は更待月と、ここ数日もその夜その夜の雲の表情で、なんとも神秘的な明るい月明かりを届けてくれています。
お月さまが一年で一番キレイに見えると言われているこの秋の季節。
月繋がりで今日は「月色」シリーズのご紹介を。
こちらの「月色のポット」
透明なガラスと銀(silver)が高い温度帯で反応することで出てくる、この黄色のシリーズ。
光の角度で色味が違って見えることから「月色(つきいろ)」と名付けてから、もうどの位経つのだろう。すっかり定番となりました。
今回は500㏄強の大きめサイズと、200㏄弱の小さめサイズを制作しています。
このシリーズの面白さは、中にお茶が入るとまた色の変化が見えるところ。
こちらはこの月色の耐熱ポットに紅茶を淹れた時の様子です。
「月色のグラス」に麦茶を入れても。。
光の具合で青みが強く見えたりします。
「月色の蓋碗」
来週から始まる大阪梅田での展示に、この月色のシリーズも色々と準備しています。ゼヒお手に取ってお愉しみいただけましたら嬉しいです。
まだまだ暑さの残る日もありますが、今年の秋はほんとうに秋らしく、涼しく心地いい風の吹く日が多いですね。そして思わず「わあ。。」と声の出そうな高い空に出会える日も。
目に見えて日に日に日暮れが早くなってくるのは少し寂しく感じますが、、又この季節ならではの色と空気に触れられる、このとびっきりを、大切に感じていきたいと思います。
皆様も引続き、心地の良い秋空をお愉しみください。
myu