クリームパン


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今日はいつも吹きガラスの設備を借りている工房のメンテナンス日。
金沢へ行って手伝いとレンタル日程を決めて来ました。

夕方帰宅すると待っていたのがこのクリームパン。
あわら市の市役所近くにある「ハスの実パン工房」のもの。

・「ハスの実パン工房」
⇒ http://www.hasunominoie.com/pan/shop.html

国産小麦に天然酵母と材料にこだわったパンが並んでいる割に
値段がお手頃で売り切れてる時が多いのですが、
今日は myu が出かけた時間が良かったのか買えたみたい。

どれも美味しいのですが
僕らはここのクリームパンが特にお気に入りです。

中のカスタードクリームのあっさりとした甘さと、
パンの「パン」って感じの香りと味が合わさり、
モッチリ感も相まって、と〜っても美味しい。
あっという間に胃袋に収まってしまいました。

他のも食べたくなりましたが、1個だけ買ってきたみたい。
売り切れてたのか、 myu が我慢したのか。。
あーもっと食べたくなっちゃいます。

ryu

ハスの皿


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この時期どしどし新しいモノが出来てきています。
これは「えむに」の新作。

まだ絵付けが途中ですがハスの葉をイメージしたフラットな皿。
生地を僕がつくって、 myu が絵付けのパターンです。

縁に3個ぽっちが可愛らしいですが、
少し浮いて持ちやすくなるのと、ゴロが出ないようにしているという
実はスゴく実用的な装飾なのです。

そして、この何となく円くない形が結構難しい。

やりすぎてとんでもない形になったり、
やらなすぎて円くなったり。。
加減してやるのが楽しく、
同じ形にはならないのがまた良し。

絵付けはこれから、ちょっとした模様を入れていくようです。
これだけでも十分おもしろいと思いますが
myu にかかると簡単には終わりません。
完成が楽しみです。

ryu

銀黄盃の制作過程


バーナーブローで作っている一番新しい「銀黄盃」。
最近自分で流行っている形→底が厚肉の小さな酒杯です。

銀箔を貼ってガラスを少し黄色に変色させる装飾をします。
今までご紹介したのと、ちょっと違った作り方をしていますので、
制作工程をご紹介したいと思います。

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バーナーブローのスタートは全てこの形から。
この段階で銀箔の小片を貼っています。

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半分を吹き上げます。
銀箔はこの時にガラスに完全に溶着されます。

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底になる方の棒を取り去り、焼いて縮めていきます。

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すこしづつ。

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ここまでくると、底肉がだいぶ溜まって高台っぽくなりました。
いろいろ試した結果この焼き縮める方法が、
僕は内側の形を一番キレイに仕上げられます。

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底を平らに仕上げ、作業用の棒(ポンテ)をつけます。

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普段は小さい穴から広げて口を作りますが、
仕上げたい形の背が低めで、サイズも小さいため、
この場合は大きな口を開けて仕上げていきます。
穴をあけたい部分に細い火をあてて回しています。

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最後は引っ張って焼き切ると、
こんな風に切ったように穴があきます。

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余計なガラスを取り除き、
少しだけ口を広げたら形が完成。

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初めに貼った銀箔に還元炎をあてて、
銀をガラスと反応させて黄色に変色させ、
ポイントの青い点を溶着して完成。

この写真だと色がわかりにくいですが、
銀箔の周りが、ほんのり透明な黄色になっています。
これに合う酒器も今度作ろうかな。

ryu

レパートリー


展示会をすると初めてお越し頂いたお客様に
「何人でやっているの?」と尋ねられる事があります。
「妻と二人です」
「えーっ!。5人ぐらいのグループかと。。」
それぐらい色々なモノが並んでいるということだと思います。
僕と妻とが別々に作るもの、一緒に作るものとで
最低でも3人分。

そして、技術的なことで吹きガラスとバーナーワークの
ちょっとした雰囲気の違い。
まあ5人に見えてもおかしくはないのでしょうね。

それ以外にも理由はあって、
展示会をする度にお越し頂くお客様がいらっしゃるとして、
そのお客様にも「えむに」の展示を楽しんで頂くためには、
毎回何か新しいモノを出していくべきだと考えているからです。

だから、展示会の度に必ず新しいモノを数点出品します。
しかも「続き」ではない、「新作」も多くあったりします。
そして1〜2ヶ月に1回のペースで8年も続ければ、
どんだけのレパートリーになることか。。

多くて当たり前のことですね。
「続き」を作り続けて得られる美や、
それを見続ける楽しみも勿論あります。

でも僕らは毎回新しい楽しさを見つけて頂きたいと考えて、
「新作」の様々なガラスを作り続けています。
無くなるものもあり、残るものもあり。
それでも新しいものは作り続けていくので、
これからも増えていくのだろうと思います。

ryu

外のかたちと内のかたち


当たり前の事ですが、
器には外のかたちと内のかたちがあります。

内側は入れる物が直接触れる場所なので、
「おもて」と考えても良い程、大事な「かたち」のはずなのですが、
吹きガラスやバーナーブローで制作する場合、
外側はいくらでも触れるのですが、内側は触りにくい部分なのです。

なので、大抵は均一な厚みで作るようにして、
外側=内側になるようにして、内側もわかるように作ります。

では外側と内側が違う形を考えた場合。

ガラス種をつけたり、ガラスの厚みに変化をつけて
外側の形との兼ね合いで想像してつくったり。

上手い事、説明できませんが、早い話つくりづらいのです。

それでも内側の形を気にしてモノを作るのが最近はおもしろく、
底に思い切り厚みをつけたり、三つ足の器なんかも
内側がつるんとキレイになるんです。

僕の事なのでまた変わるとは思いますが、
今年は確実にそんなのが増えてる気がします。

ryu

線モヨウの大皿


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新玉ねぎが美味しいですね。
我が家も新玉たっぷり敷いて揚げ物甘酢かけ。
美味しくて食べすぎました。

盛りつけはえむに定番の「線モヨウの皿」大皿タイプ。

もうちょい緑モノも欲しかったところですが、
放射状に入った白い線モヨウが、
茶色っぽい盛りつけにも負けない存在感もあり、
料理もどーんって引き立たせてくれているようで、
なかなか良い感じです。

でもこのお皿、中央がくぼんで全体的に深めのシェイプ。
甘酢のタレが真ん中に集まってしまいます。
結果、その辺りを掘り起こすようにしては、
新玉スライスと揚げ物をからめて食べてました。

キレイな盛りつけは初めだけで、あとは皆でわいわい、ぱくぱく。
大きなお皿にドーンと盛りは、楽しい食卓になりますね。

ryu

キャラメル


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子供につき合ってお菓子コーナーに行くと
懐かしいのや見たことないお菓子に出逢えて結構楽しくて、
たいていは自分も何か買ってしまいます。

そんで見つけた、あのキャラメル。
いつの間にか種類が増えてました。

知らなかったなあ。

「オリジナル」はやっぱし美味いなあって感じ、
「いちご」はふんふんわかるって感じ、
そんで「あずき」。こりゃスゴい。

子供を差し置いて止まらなくなりました。
あずきの風味と甘さのバランスがちょうど良く
次から次へと口に放り込んでしまう衝動にかられます。

売り場を良く見ると「あずき」だけ少なかったり、
やっぱり人気がありそうです。

ちなみに「黒糖」もあって食べましたが、
「あずき」にはかないませんでした。

懐かしいお菓子も進化すると、また新しい出逢いになるのですね。

ryu

つくる大きさ


吹きガラスで「大きい」皿とか鉢を作るとき
焼き戻しの窯の口径が決まっているので
自然、大きさの限度も決まってきます。

今使っている工房の設備で僕が一人で作るときの限度が、
通い箱にしている、この黄色い箱にちょうど納まるサイズになります。
いや、なってしまうが正しいのですが。

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これより大きいものが必要になったら、お手伝いを頼んで、
もっと大きい設備のあるところに行かないとなりませんが
今のところは事足りてるし、体力的にもこれぐらいまででしょうね。

それでも、ちょうどよく通い箱にあってしまうあたりが
我ながらおもしろいものです。

上手いこと出来てるな自分。

ryu

切れ味よすぎ


僕は吹きガラスでもバーナーでも銀箔を使う事があります。
(正確には銀上澄という箔にする前の厚めのものです)

吹きガラスだと表面に熔着して模様を彫りこんだり、
バーナーだと色作ったり、色着けたり。

元は20センチ角ほどもあるものを
使うものにあわせてハサミで切って使います。

ところが切るときにちょいと気をつかわないと
薄いのでハサミにくっついたり余計なところちぎれたり。。
あんまり好きな作業ではなかったです。

ところがいいの見つけました。
サークルカッター。

円い刃が転がって切る仕組みのもので、
定規に沿ってすーっとするだけで、
気を使わなくてもキレイに銀箔カット。

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嫌だった作業が道具一つで楽しくなりました。

でもかなり切れる刃で指先にちょっと触れただけで、
血判押せるぐらいの出血の切り傷に。
まあ、カットバン一枚で事足りますが、
気をつけないといけませんね。

ryu

今年の桜


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ちょうど1週間まえになります。
ryuとふたりで福井の桜を見に行きました。

ここ数年行けてなかったのですが、
今年はどうしても会いたかった足羽山のしだれ桜。
やはり美しい。

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見事に咲き誇っていました。
樹齢は100年以上。様々な歴史をみてきた桜なんですね。

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今年は例年以上に桜がきれいに感じました。
切ないくらいの美しさだなあと改めて。

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足羽山を降りて、足羽川堤防へ。
2キロ続く桜並木。
立派な幹が並んでいます。

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また来年もきれいな桜を楽しめますように。

myu

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