3日続いた大雨があがって、今朝は久々の青空。
いい季節だから、やっぱり晴れていると気持ちいい。

庭からの眺め。
手前の黄緑は庭の紅葉。
若葉が一気に出てきました。
その奥は隣のお宅を越えて、すぐそこに山がある風景。
先日までは山桜がちらほら見えたりしていたけど
あっという間に緑のグラデーションです。

空気もすっきり。
色がどんどん深くなっていきます。

このあとは、午後からまた雨降りの予報。
今のうちにと、洗濯物を急いで外に干しました。
潤いたっぷり雨の恵み。
カエルも大合唱。
これもまた大切な日々ですね。
myu

あ、これガラスで作ってみようかなって、
軽い気持ちで作っちゃうこと良くあります。
そういう場合はほぼ自分の欲しい物なので、
出来ても1人で楽しんでるモノも多いです。
ガラスのケーナも数年前に作った一品。
何本か作ったけど、音階がしっかり出るのが1本だけ。
あとは微妙にずれててちょっと気持ち悪い。
穴の位置と大きさが関係してるらしく、
調べたらミリ単位で位置が決まってるらしいけど実際は決まらず。
穴の大きさも微調整すると良いらしいのだけど、できず。
結局1本だけなんとかいい感じに出来たのでした。
音鳴らすのにコツがいるけど、少し硬い感じのキレイな音色。
あんまり指使いを知らないから、
何か曲が吹けるわけでもなく、適当に吹いてるのが楽しい。
僕は趣味もガラスです。
昨日思いついたコーヒードリッパーも今日試作初めてみたけど、
一日では出来ない工程になったので、試用はまた後日。
これもどちらかと言えば趣味ガラスのほうかな。
ryu
納品に出た myu が久しぶりにお気に入りのカフェノーツさんの
コーヒー豆を買って来てくれました。
・「カフェ ノーツ」⇒ 福井市花堂南1-9-16
ホントは行って飲みたいところだけど、
うちからだとちょっとが遠くて、たまにしか行けません。。
すぐにでも楽しみたいところでしたが
夕飯→風呂→子供就寝の間にそんな隙はなく。
やっと今になってブログ書きながら楽しんでます。
初めにお湯を入れて蒸らすと、むくむく生きてるようにふくらんで、
あとはちょっと待ってから回し入れ、香ばしい豆の香りがたってきます。
あー美味しい。
お、あんまり考えたことも無かったけど、
1つ穴式のドリッパーなら作れそうだ。
小さめで自分用に明日作ってみようかな。
んふっ。
ryu

今日は一日バーナー作業。
気温高かった。いきなり夏が来るかもって思いました。
吹きガラスは単純にすんごく暑いけど、
バーナーは風を嫌うので夏場でも閉め切りに近く、
構えた肘の下の床に汗だまりが出来るような、
ねっとりした暑さの中で作業します。
どちらにせよ夏は暑いですが、
寒いよりは何だか気合いが入る気がします。
おそらく僕は暑さにM。だけど僕だけで無いよ。きっと。
でないとこの仕事できないと思う。
まあ今日はまだM気がでるほどでは無かったですが、
気合い入れて定番のカップを数作り、
最後の時間にじっくりと写真のブランク
(形にする前の段階)を作りました。
クリアの管ガラスに銀箔貼って、真っすぐ黒のライン引いてから、
別のクリアの管ガラスに吹き込んで馴染ませると、
このアンバー半透明の色に発色。
そして、右ひねり左ひねりを交互に数回繰り返すと、
こんな波モヨウが出来上がり。
これで一区切り、ブランクの完成。
小1時間ぐらいかかったかなあ。
ここから形をつくっていくのですが、それは明日以降。
一気に作る時もあるけれど、
これぐらいの大きさだと間を置いた方が、
僕の場合ミスる確率が小さい気がします。
手間がかかってるモノはミスって失敗すると、
結構落込みますのでね〜
なるべくそうならないように、また明日。
ryu
「えむに」はいろいろなものを作ります。
作り方も色々ですが、材料のガラスも色々。
今日はその中でも材料の耐熱ガラスについてちょいと。
正式には硼珪酸ガラス(ホウケイサンガラス)という種類のガラスです。
商標名のパイレックスが有名なのでパイレックスで通じることも。
あと最近だと「ボロシリケートガラス」(borosilicate glass)、
略して「ボロ」なんていう方もいます。
特徴は耐熱性、耐化学性に富み、比重は小さめ(軽い)等々。
耐熱ガラスでないガラスとの違いは早い話成分が違う。
(その成分についてははしょります。)
「耐熱」なんて言いますけど、
実際は熱衝撃に強い(温度変化に強い)という事で、
「何度まで耐える?」とは意味が違います。
熱いものに冷たいもの、冷たいものに熱いものなどすると、
ガラスもビックリしちゃうのですね。
すると普通のガラスは割れてしまうけど、
ホウ珪酸ガラスは割れずらいという事なのです。
身近に良く接したはずなのが理化学器具。
試験管やビーカーなどはこのガラスで出来てます。
「ああ、あれね」なんてビーカーを
アルコールランプで熱したコトを思いだされるかと。
そんな耐熱ガラスで作った「えむに」のアイテムは
電子レンジやオーブンでの使用が出来るし、
薄く軽く作っている割には(そうなるような作り方をしています)
つくって、つかっている自分も不思議なのですが、なぜか欠けにくい。
そして欠けても修理できる場合が多い。
毎日使うにも使いやすいアイテムです。
「えむに」の耐熱ガラスを使う際に注意して頂きたい事は、
・ガラスが熱いうちに濡れた布で拭いたり、水に触れたりを避ける。
・直火での使用はしない。
(オーブン、電子レンジでの加熱は大丈夫です)
・「強化ガラス」とは全く違います。
落としたり、無理な力が加われば当然破損します。
・研磨剤入りスポンジやクレンザーは使わない。
(一般のガラスと同様です)
以上の事ご確認頂き、楽しく長くご使用頂ければと思います。
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あとここからはガラスを少しでもかじった方向けに。
「耐熱ガラスって、徐冷いらないのでしょ?」とよく聞かれますが
COE(線膨張係数)が0ではないから必要です。
(色々な方がいますが僕はそう考えて全てのモノに徐冷をかけています)
割れにくいだけで、割れないわけでは無いのです。
吹きガラスと同様に温度アップしてる窯に出来てすぐ入れるもの、
まとめて窯にいれ常温から温度アップして徐冷するものなど
やりかたは様々です。
色ガラスもホウ珪酸ガラス用にパウダー、フリット、ロッド、色管など、
沢山の材料があり色数も豊富なので装飾もいろいろ可能です。
楽しいですよ。
あ〜、長くなりました。
このへんで。
ryu

今日は半袖でも汗ばむくらいいいお天気のおでかけ日和。
金津創作の森で今日、明日の2日間開催の
「森のアートフェスタ」に行ってきました。
・「金津創作の森第11回森のアートフェスタ」
⇒ http://www.sosaku.jp/event_art_festa_11_01.html
ここは年に2回、クラフトフェアをやっていて、
この時期は野外で、秋は屋内で開催。
僕達は秋の屋内に、昨年都合が悪くて休むまでは皆勤賞でしたが、
この時期はいつも見る専門で楽しんでます。
作り手のお店以外にもガラス工房や陶芸工房で体験教室を開催したり、
パフォーマンスの部ではゴスペル、ギター演奏などもあり、
もちろん食の部もあるから
お昼ごはんを食べに行く感覚でも楽しいですよ。
ちなみに僕達はほぼ毎年必ず「富士寿司」さんのコロッケを食べます。
衣がしっかりしてて大きく、中身がほくほくトロっとスパイシー。
上手い事かけないけど、とにかく美味しくてね〜。
今日も当然いただきました。

思えばここが出来た年から福井にやって来て11年?。
最初はこの池の周りも、植樹された木が多くて目立ってたけど、
今やどれがそうだかわからない程なじんでいい景色になってます。

ほとんどのブースがテントやタープでお店を作っている中、
しっかりと?建物になってるブースが!
モノの数倍、建物の荷物がありそうだけど、
他のやけに手慣れている感じのブースよりも全然雰囲気良い。
とにかくこれをやっちゃうコトがすごい。
なんか楽しそうで僕もやってみたいなあ。
最後に、車で行かれる方はトリムパークやJA駐車場から出てる
5分間隔で運行されているシャトルバスのご利用がお勧めです。
会場近くの駐車場や、道に車停めて歩くコトを考えると、
中まで入ってくれる分、歩く距離が全然短いし尚かつ安全。
明日までの開催ですよ。
ryu
作り手の出来る事を考え、
素早く行動している方がいらっしゃいます。
北海道の陶芸家「橋本忍」氏です。
・「STUDIO TENSTONE」⇒ http://hashimotoshinobu.com/
そして氏が個人的に運営するプロジェクト「OneLOVE」
・「OneLOVE」
⇒ https://sites.google.com/site/2011shinnsaijapan/home
こちらのページを拝見すると、
震災後1週間程でプロジェクトを立ち上げ、
その3日後にはチャリティーイベントの開催場所まで。
ホントにスゴい方です。
僕はその頃まだ自分がなにして良いのか、悪いのか、
漠然と考える事しか出来ませんでした。
今思うと考えがいかに浅かったことかと。。
もうすでにチャリティーイベントは終了しており、
被災地への支援物資として手づくりの器を送るという
次の段階に移っているプロジェクト。
遅ればせながら僕たちも参加表明させて頂きます。
僕たちの作ったガラスのコップが
被災地の方々が心安らぐ時間を過ごすために
少しでもお役に立てればと思います。
最後、このプロジェクトを立ち上げ運営されている
橋本氏に感謝の意と敬意を表します。
ryu
この季節、どんどん成長してくる緑。
強い生命力を感じます。

毎年、裏庭に出てくるこの花。
セリに似た可憐な小花と葉っぱの感じがとっても好きです。
沢山の恵をギャラリーにわけてもらえる春。
やっぱりいい季節ですね。
myu
今日やっと夏タイヤに替えた。
この時期に冬タイヤはおかしいでしょと自分に突っ込みながら。
ホント汗かきながら替えるのなんて遅すぎます。
そういえばガラスはどうでしょ。
やっぱり夏に合うわねーとは良く言われますが、
冬場の寒いときは??
透明であることが涼しげなイメージにつながって、
夏の暑い時期に合わせやすいのかもしれませんが、
ガラスの楽しさはその季節に収まらない。
色の豊富さや装飾の多様さ。
自分で年中ガラスの器を使っていて、
夏に合わせるだけではもったいないと思ってしまう。
そんな自分、季節を考えて作ってるかと言うと??そうでもない。。
春夏秋冬に合うガラスの様相をもっと考えてもいいはず。
反省です。
それぞれの季節に合うガラスを作って
提案していくのも今後やりたいこと。
四季折々でその季節を感じるテーマでガラスを作って
色々なガラスの楽しさを感じてもらえたら嬉しいなあ。
夏場以外の方が忙しかったりする僕らは、
夏に合うガラスをまずは考えたほうが良いかもしれません。
ryu