暑さ寒さも彼岸まで。
もうそんな日ですね。
今回の作品展の前日に近所の方から
つぼみが沢山ついた梅の枝を戴きました。
会期中に咲くかなあぐらいでしたが
会場暖かいおかげで、2〜3日で開き始めるつぼみも。
和を意識して作った、写真の掛け花生け「月」に生けてあります。
数年前から壁面を楽しくしてみたいなと考えるようになり、
昨年の夏開催の作品展「ヘキデコ」では
壁(ヘキ)を飾る(デコル)ことで楽しくしようと、
花器やオブジェを作りました。
「ヘキデコ」関連のブログ記事
⇒ http://emuni.blog112.fc2.com/blog-category-7.html
やってみて、お花を壁に飾ることがかなり楽しく
それ以降もいろいろ作りました。
花が壁にあると、なんか気持ちが良くて好きなのです。
壁を飾るのが花だけとは思っていませんので、
「ヘキデコ」の時に作った、「壁のブローチ」、「壁のペンダント」も
引きつづき作りたいなあなんて考えてます。
ryu
今日もお店番でギャラリーさんへ行く予定でしたが
ちょっと早く出て今日開催していた
福井駅西口広場のチャリティーイベントに立ち寄って来ました。
チャリティーイベントの詳細
⇒ http://ameblo.jp/ekusiad-paint/entry-10833807355.html
長女を連れて会場へ向かうと、はじめに出逢ったのが「元気ボード」。
災者の方達に応援メッセージや絵を
パネルに描いて思いを届けるというもの。
4才長女照れながらもアンパンマンらしきものと一言「がんばれ」。
ほんと僕らが元気をあげられないと、沈んでる場合じゃないです。
そしてチャリティーショップ。
ネイルケア、ポストカード、キーホルダー、髪留め、等々。
何か買おうと娘に聞いたら、すかさず「これがいい」。
happo さんのチャームとネイルケアの Tsugumi さんが
その技術を応用して作ったバッチ。
選ぶの早いこと早いこと。
僕も松山さんのキーホルダーを手に入れ2人でニコニコ。
帰りがけバルーンでお花まで作ってもらって
娘はますます上機嫌で会場を後にしました。
・happo さんのHP ⇒ http://happohappy.jimdo.com/
・松山真一郎さんのHP ⇒ http://mtym1979.jimdo.com/
まだ早かったのでライブペイントが始まったところでしたが
午後は天候が崩れて大変だったことと思います。
それでも5万円以上義援金が集まったそうです。
「みんなの元気を集めて送りたい」そんな気持ちを感じて
僕も「元気」にいこう!って気に改めてなります。
今日は気持ちの良い人達と出逢えました。
みなさんお疲れ様、そしてありがとう!
ryu
1週間ぶりにお店番の日。myu が先に行ってお花を少し入れ替えてきました。ちょっと変えるだけでも雰囲気が変わって、より楽しい感じに。
いいなあ。自然と顔がほころびます。myu さすがだ。
僕は午後から交代で、それまでは家で作業。そこに久しぶりに現れた友人が一人。アメリカにガラスの勉強しに5年程行っていた男で、1ヶ月程まえに帰ってきたもよう。創作の森のイベントを見に来たついでに寄ってくれました。
これから事を起こそうとしている彼と話していると
自分もまだまだ途中なのだと思います。
なんか負けてられないなあと前に進む力が強く湧いて来ました。
あっという間に出かける時間になって短い時間でしたが
ありがとう、再会嬉しかったよKちゃん。
僕たちが前に進んで行かないとなんにもなりませんね。
一歩一歩です。
ryu
娘ふたりを預かってもらっている保育所で
3、4才児対象にガラスを使って何かできないかとご相談を受けて、
今日は市販のコップに絵つけをしてもらう
ミニワークショップを行いました。
はじめは緊張気味の子供達も、手を動かし始めると一心不乱。
みるみるテンション上がるのがわかります。
綿棒と筆を使って、思い思いに模様をつけてました。
とにかくべたべた塗る子、
繊細にすこしづつ点描する子、
色をかき混ぜるのに夢中の子。
出来上がったモノも勿論ですが、
作業中の表情や動きを見てるのがすごいおもしろい。
それでも毎日相手するのは大変そう。
先生達いつもありがとうございます。
あらためて感謝。
後日焼成してから子供達に渡しますが、
家で毎日使ってもらえたらいいなあ。
使用した低温焼成の「ペベオヴィトレア160」は
安全性にも優れ、扱いもほぼ水性絵の具と変わらないので
小さな子供達でも気兼ねなく使ってもらえました。
家庭用のオーブンでも焼成できるようです。
ご参考までに。
ペベオジャポン/ヴィトレア160
⇒ http://www.pebeo.co.jp/product/vitrea160/
材料費の他に戴いた講師料は
そのまま保育所を通して義援金に全額寄付させて頂きました。
「ガラスを作る」という自分達の仕事と直接でなくても
誰かに「ガラスと関わって」楽しんでもらうことで、
微力ながらも困っている人の助けになることができました。
僕たちに出来ること
まだまだありそうです。
ryu
今まで植えていたものは冬眠から覚めず。今回の鉢モノは新規に植え替えたものばかりになりました。
植物はおまけとして出品しているこの鉢ですが、おまけなりに気を使って植えています。
まず鉢物の植物には一年草は避け、多年草や宿根草を選んでいますので上手くいけば翌年も楽しめます。
そして、表面には庭で採取した苔を。
この苔がまた丈夫で育ちやすい種類のものなので、
もし植えてある植物が枯れたとしても
苔は残り長く楽しめるようにしてあります。
作品展の後、残ったものは我が家で育てることになります。
普段は外で管理して、えむにギャラリーを開ける時には中に入れ、
テーブルに置いたりすると、なかなかいい雰囲気を出してくれます。
僕の趣味から始まった鉢モノ。
けっこう楽しいです。
ryu
一輪挿しは良く見たり聞いたり作ったりしてました。
そこから、2輪、3輪、4輪挿しも作るようになり、
とうとう「たくさん挿し」。
材料のガラス管を横にして、両端を閉じ、
足をつけ穴を開け、仕上げにエナメル絵つけで白くしてます。
DMにも使った一番長いので40センチほど、
以下5センチづつ短くしたものがあります。
会場の端から端まで花が並んでたらいいなあ
なんて考えたのがはじまりでしたが
最長で材料長さの150センチ程。
なによりそんなの入る徐冷炉
(冷ましたり、エナメルを焼き付けるする為の電気炉)
持ってません。。
んで、徐冷炉ななめに入るぎりぎりの長さで40センチ。
端から端までからとは、かなりな妥協ですが、
それでも「花が並んでる」感じになったかと思います。
一輪でも良いし、たくさんでも良い。
野花でも、なんでも挿して楽しい。
もっと長いものも作って、いろいろな長さを並べてみたいし、
やっぱり今度長い徐冷炉を作ろうかと思いました。
ryu
今日は金沢に来ています。
昼は吹きガラス、夜は加工と家で仕事するよりハードな1日。
昼の吹きガラスはいいのですが夜の加工が。。
僕は加工の音が苦手なのです。
ガラスを研磨するやり方もいろいろですが
丸い鉄板が回転する平ばんという器械は
砂と水を流しながらガラスを押しあてて
平らに研磨するもの。
粗い砂から始めて、順次砂を細かくして研磨するのですが
初めの粗い砂の音が。。
多分いつにも増してへんな顔して削ってると思います。
出来ればやりたくないけれど
研磨して面白くなるものもあるので、そこは我慢のしどころ。
手抜きはしません。
が、出来れば myu やってくれないかな。
と毎回思ったりします。
僕たちは、いつもの事をいつも以上に頑張ろう。
明日も制作に励みます。
ryu
今日は会場には行かずに家で制作作業。
myu は確定申告の書類を仕上げていました。
写真は今回新作の「ぐみ」。
会場はいると目の前にあります。
形はグラスに近いのですが、両手に余るぐらいの不思議な大きさ。
花を生けたり、浮かべたりする花器としてつくりました。
正直生けにくく花を選ぶと思いますが、
柔らかい色を沢山ならべて優しく楽しい感じにしたかったのです。
「使いやすい」だけではなく、
ときには「使いにくい」けど「楽しい」がよりいっぱい。
それが「えむに」が好きなガラスです。
ryu
つらいニュースが続いていますが、合間に救助された方のニュースもはいり、その時ばかりは良かったと胸を撫で下ろしています。
もちろん終わるわけではありませんが、僕は僕に出来ることを頑張ります。
作品展2日目、今回は暖かな季節=春を感じ楽しんで頂けたらと、たくさん花を飾りたくて、花器や花が生けられる器を多く並べました。
そして今日お越しいただいた方の「春っぽくていいね」というお言葉。
まさに今回感じて頂きたかったこと、とても嬉しかったです。
本日お越し頂いた皆様、本当にありがとうございました。
「今支援物資を〜〜で渡して来て、云々。。」と
何か手助けをしようと動いている方のお話も聞けて
僕に出来ること再確認できたと思います。
ありがとうございました。
次のお店番は土曜日になります。
どうぞ宜しくお願い致します。
ryu
震災から一夜明けて今日は「えむにのふたりガラス展」の初日。僕も myu も災害にあわれた方のことを思うと何ともやりきれない気分で迎えました。
でも嘆いても何も変わらないし、
かといって今なにか手助けになることもできず。。
僕に出来ることを考えた。
いつものコトを
いつも以上にやるしかない。
今は立ち止まるしか無い人の分も頑張ろう。
そして必ず来る「前に進む時」の
何か手助けが出来るように用意しておこう。
自分も含めた誰かの笑顔のために
ガラスと関わって生きているんだから。
そんなこと myu に話してみたら
全く同じコトを考えていた。
ビックリしたけど嬉しかった。
明日のために。頑張りましょう。
ryu