
11月も下旬。あっという間に今年もあと、という時期になってきました。庭の紅葉も葉っぱが舞い落ち、足下には真っ赤なじゅうたんが広がっています。
さて、寒くなって来たし、そろそろグラタン食べたいな、と夕食のメニューを決めて準備を進め、そうだ、あのウツワで焼いてみよう!今回の展覧会の為にいろいろつくった耐熱もの。グラタン皿のように平たくて大きめな器は制作が難しいので、今回はスープボウルとしてお鉢をつくりましたが、これでグラタン焼いてみよう。で、焼けたのがこちら。

大きなオーブンを余熱するのは少し面倒で、思い切ってオーブントースターで焼いちゃいました。今までオーブンでプリンを焼いたりしたコトはあったけど、トースターに入れるのは、そういえば初めて。大丈夫。とは思っていても、ちょっとドキドキ。でも考えてみれば、ガラスを制作して出来た時に入れる電気炉の温度は500度以上。オーブンの200度ぐらいなんてことはないのよね、なんて思っているうちに焼き上がりました。これで自信をもってお勧め出来ます。
明日、25日から東京渋谷の「うつわ謙心」さんでの企画展『お米がおいしいうつわ展』〜耐熱のうつわ〜始まります。30日まで。こちらに今のスープボウルやココット、片口、そばちょこ、酒器など耐熱もの出品しています。

表面にエナメル焼付けしたものも仕上がり、今はもう渋谷で出番待ちしている頃。普段の私の仕事みたいにいろんな模様を削り取るのではなく、今回はシンプルな線モヨウのみです。
お近くの方はゼヒお楽しみいただけたら幸いです。myu
先日、越前町(旧.宮崎村)で行われた「小曽原1730歩窯元めぐり」に行ってきました。金土日と3日間の開催でしたが何とか時間をつくれたのが最終日の日曜日。この日はお昼にお客さまがあったので半分諦めかけていましたが、14時過ぎに時間がとれて、急遽向かう事に。我が家からは1時間半コース。17時で終了なのにまわれるかな、雨も降ってるし、と言ってる間にも車は高速に乗り最速で会場入り。
まずは出張gecko cafeが開催されている三好さんの翔太郎陶房へ。ステキな空間に作品が並び、美味しい珈琲とケーキでひとまず大満足の我が家族。ああ、落ち着いた。でも落ち着いていたら終わってしまう。そこから近い村田さんの山月窯へ移動。残念ながら雨模様だったので歩きではなく車で。それでも少し離れた所からは子供達もお気に入りの傘をさして並んで歩いていきました。私のいつものご飯茶碗は村田さんのお茶碗。今回も何かいいものに出逢えたら、なんて思っていたらやはり。ryuと相談の上2点決定。そこから急いで最近ご連絡を頂いていた服部さんの泰陶房へ。その時すでに17時。作品を見せてもらった後に穴窯を案内していただいて、暗くなった時間帯にぽつんとライトに照らされたその場所は無性に懐かしい感じがしました。丁寧に案内して頂きいい時間を過ごしてきました。全部の窯元さんをまわる事が出来なくて残念でしたが、またゼヒ次回!ありましたら楽しみにしています。
この日の旅はちょっと強行突破でしたが、時にはこういうのも良いなあと改めて。myu
おかげさまで最終日。午後からはあいにくのお天気にもかかわらず、たくさんの方々にお越し頂き本当に感謝しております。ありがとうございました。
いろいろな方に支えていただき、今の「えむに」があるのだと、毎年のことながら深く感じております。本当にありがたいことです。これからも皆様に楽しんでもらえる「えむに」のガラスをつくり続けていきますので、今後ともどうぞ宜しくお願い致します。
本当に本当にありがとうございました!ryu&myu
*今後のえむにギャラリーは事前にご連絡いただけましたらオープンいたします。ご来場ご希望の方は是非お気軽にお問い合わせ下さいませ。
少し肌寒くなってきましたが、今日はまた久々におだやかな秋晴れ。空も高い。先週末も良いお天気でしたので、今回の展示は本当にお天気に恵まれました。おひさまに感謝かんしゃ。

来年の干支はうさぎ。と言うことで、つきあいのあるギャラリーさんから「うさぎ作ってください」とのご要望が。少し前に何匹か納めたのですが、背中にしょったお花の色がピンクや黄色や水色などいろいろ作っていて、どれも好評だと嬉しい知らせを頂きました。ランプワークならではのryuの技。今回のえむにてんでも注目を浴びています。

そしてこちらは廊下の奥深くであかりを放っているライト。これは子供が生まれる前に私が制作したもので、今となっては我が家の備品に近くなってます(笑)しかもトイレに行かれた方しか気付かないかも。。と思って写真アップします。母になってからは全面にみっちり模様を彫ったモノをつくる機会は少なくなりましたので、これはちょっとしたレアものかもしれません。
いろいろな方にお越しいただき、今日は少しばたばたと重なったので、あまりゆっくりお話できない方もいらっしゃいましたが、皆様に心から感謝いたします。ありがとうございました。
残すところあと1日。お近くの方はよろしければゼヒどうぞ。
明日もお待ちしております。myu
あーもうあと少しです。普段こもっている分、ひとと逢うことが楽しくて、トーキングハイ状態でしゃべりすぎてしまう傾向にあります。ひどいと妻が止めに来てくれますが。。
たまあに作るアートピースは最近こんな感じにあみあみで形が出来ています。これも以前作ったものですが、今回一番奥にどんっと展示しています。
どうやるのですか?とよく聞かれますが、みてのとおり細い棒を縦横縦横一つ一つバーナーの細い火でつなげていくだけです。じみーな作業のくり返しですね。途中やめても時間をおいてまた続けられるのが、この作り方の良い所。大きくなると本体は置いて、バーナー持って作業していきます。すこしづつ形が出来ていくのが楽しく、やりだすとはまります。今のところ50センチ四方ぐらいの大きさまでしかやったことはありませんが、理屈としてはどこまでも大きく出来るので、いつかどこまでも大きくしてみたいもんですねえ。ryu
一日中曇り空だった本日。雨が降ってもおかしくないなーという雲行きでしたが、結局降らずに地面がかわいたまま夕方を迎えました。すっかり日が暮れるのが早くなってきましたね。

この時期の我が家、すこし肌寒い日もありますので、毎朝ryuが火鉢に炭を入れています。真冬になればこんなものではちっとも寒さしのぎになりませんが、今の時期なら手あぶりに最適。ゆっくりされるお客さまはこの火鉢の横でじっと炭の燃えゆく様を見ている方も。飽きませんよね。私も火の色は大好きです。

本日のケーキ。チーズケーキ、チョコケーキ、パウンドケーキ、3種ご用意しています。
昨日は能登島から、今日は京都から、それぞれ友人が遊びに来てくれたり、3年ぶりに来て頂いたお客様とは共通の知人の話で盛り上がったり、ご来場いただく皆さんに力をもらってます。なんだか本当に楽しい時間が続いていて幸せ。明日も楽しみです。myu
えむにてん、ちょうど半分の日数が終わりました。今日も楽しみにお越し頂いたお客様にお逢い出来ていい1日でした。
今年はずっとお天気に恵まれてギャラリーにはいい具合の日射しがさし込み、ガラスもきらきら嬉しそうにしています。おひさまを浴びたら雲のうつわからくもの影。楽しみも増えます。
えむにを始めた当初、大学で美術を専攻しているお友達とわいわい遊びに来てくれていた女の子が、次第に彼と二人で来るようになり、何年かたったら「結婚したので名字がかわりました」とご報告。先日、あと3週間で予定日なんですー!と大きなお腹を抱えて遊びに来てくれた姿を見て、ああそうかあ。とえむにの歴史を感じました。あっという間に過ぎたような気もしますが、確実に8年目の秋です。日々感謝です。myu
庭の銀木犀が香りだしました。いいお天気続きで、一気に花ひらいたようです。銀木犀は金木犀よりもほのかな香りで、白い小さな花をつけます。我が家は金、銀と並んで植えてあり、毎年順番に秋の香りを楽しめています。
今日はゆっくりと良いペースでお客さまに来て頂けて、それぞれのお客様とお話し出来て、楽しい時間を過ごせました。

初めてお越しいただくお客様にはよく質問されるこのショーケース。「赤色塗ったの?」いえ、最初にいただいた時からこの色です。「もらいもの?」そうなんです。お向かいのお宅の息子さんに。「へえ!」この家をお借りしたばかりの頃、私達と同年代のお向かいのお兄さん。「よかったら使う?」と倉に眠っていたこのショーケース見せてくれたんです。聞くと、昔は家具やさんにお勤めだったと言うこと。和室に赤かー、と少し考えましたが即決!いただきます!で、よいしょよいしょとお兄さんと私とで運び込んだという訳です。今ではすっかりえむにの和室になじんでます。

今回人気の小さい花挿し。これはその大きいバージョン。生地はryuがつくり、それに私がエナメルをする。という作り方が今の私の制作スタイル。白いエナメル塗って、乾いたら竹串で模様をほり、ほり終わったらもう一度電気炉で焼成。それで定着して出来上がり。この工程もよくお客様にお話ししますね。
初めてお越しいただく方、常連の方、久々に訪ねてくれたガラス仲間、ホント皆様のおかげで楽しく制作続けられています。ありがとうございます。明日もいい日でありますように。myu
今日は少しのんびりペースで無くなった分を追加制作できるかと思っていたのですが、ありがたいことに朝からお客様が続いて、結局二人とも会場に詰めっぱなし。嬉しい誤算に感謝です。皆様ありがとうございました!
子育ても少し落ち着き、最近やっと myu も良いペースで仕事が出来るようになってきて、たまっていた生地もどんどんエナメル絵付けされてきました。これもそのひとつで、実は生地は数年前に作ったもの。小作品ですが、数年分の想いが凝縮されているかのような良品だと僕は思っています。

窓際の棚はよく写真撮影に使う場所の一つでもあります。お天気次第で撮れる時間も決まってるのですが、障子越しの光が面光源となって、いい照明になるのです。今回は下段に耐熱ガラス作品を集めてみました。
「つくって、つかって、またつくる」を続けている私達は、作る物もすこしづつ変わっていくのですが、今はクリアに白で少し色づけた器がお気に入り。茶系のテーブルが多い我が家で映えるし、何をいれてもいい感じなので、つい手が伸びるんです。ryu