コトバ タネ

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お彼岸過ぎたのにまだこの寒さ。
昼には吹雪いたときもありました。
びっくりです。

子供を2人とも保育所にいれて、もうすぐ一年。
子育てから開放される時間が増えて
myu もいろいろと作れるようになりました。

形をつくることまではまだ出来ないので、その分絵つけに没頭。
すこしづつですが確実に前に進めていると僕は思っています。

写真の作品も今回の新作。
栓付きの花挿しとなります。

こういう物作るとき僕はせっせと生地屋さん。
最近はもっぱら厚みのある生地をリクエストされます。

表と裏と中といろいろ絵面が重なり合ったり歪んだり
表面に描いた模様がいろんな表情で見えて来るように。

お花を挿しても邪魔をしないほどの絵つけと、
栓をしたときの可愛さ。
myu のセンスが光ります。

いいよねえ。これ。
僕は myu の一番のファンなのです。

ryu

リボンのボトル

11_03_23.jpg「えむにのふたりガラス展」もあと4日。ブログではまだまだ紹介できていないものも沢山ありますが、まあできる範囲で。
写真はリボンシリーズのボトル。タイトル通りリボンで飾ってあるようなイメージの模様。展示ではモンステラを挿して花器として使ってみました。
リボンシリーズは2年程前から作っていて、好きなシリーズの一つ。色ガラスを細い棒に引き延ばした物を作っておいて、本体を作る時に表面に並べて溶着して模様にしています。

他にお皿や蓋物もありますが、
ボトルタイプは決まった形がないので1個1個違い、
けっこう遊んで自由につくってます。

ホントはもっとたくさん並べてみたいのですが、
1人で作るには、この形体力的にちょっとしんどい。。
なのであんまり沢山は作れていないのです。
もっと前から作って貯めておかないとダメですね。

ryu

ビッツカップの作り方


今日も一日作業。
えむにを始めてから作り続けている
定番「ビッツカップ」を作っていました。

耐熱ガラスを材料にしてバーナーで加工していくやり方で、
バーナーブローなんていわれることも。
ちょいと一連の作業を写真でご紹介します。

11_03_22_01.jpgまず材料のガラス管の両端を引っ張って
こんな形にします。息を吹き込めるように片方の細くなった管に穴を空けておきます。

11_03_22_02.jpgひっぱって細くなった部分と太い部分の境目をくくって、使う位置を決めます。

11_03_22_03.jpgくくった間の太い部分を温め息を吹き込み膨らまします。その後、伸ばしたり縮めたりして作りたい形に仕上げます。

11_03_22_04.jpg細いガラス棒を使ってひとつひとつ表面のぽつぽつをつけていきます。

11_03_22_05.jpg底にする方の棒を焼き取り、足をつけていきます。
ちょっと太めのガラス棒を使います。

11_03_22_06.jpgこんな感じになりました。

11_03_22_07.jpg底に再びガラス棒をつけて、今度は反対側の棒をくくりからわり落とし穴を空けます。
少し広げて、口縁部分の色になる色ガラスを一周巻き付けます。

11_03_22_08.jpg温めて道具を使って穴を広げていきます。
(道具は映っていません。。)

11_03_22_09.jpg最後に口を外に広げて形が完成。この後底についてるガラス棒を焼き取り、徐冷の窯に入れて終わりです。

写真ちょっと小さかったかもしれません。
すいません。。
また今度違う物もご紹介します。

ryu

壁に花あり

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暑さ寒さも彼岸まで。
もうそんな日ですね。

今回の作品展の前日に近所の方から
つぼみが沢山ついた梅の枝を戴きました。

会期中に咲くかなあぐらいでしたが
会場暖かいおかげで、2〜3日で開き始めるつぼみも。
和を意識して作った、写真の掛け花生け「月」に生けてあります。

数年前から壁面を楽しくしてみたいなと考えるようになり、
昨年の夏開催の作品展「ヘキデコ」では
壁(ヘキ)を飾る(デコル)ことで楽しくしようと、
花器やオブジェを作りました。

「ヘキデコ」関連のブログ記事
⇒ http://emuni.blog112.fc2.com/blog-category-7.html

やってみて、お花を壁に飾ることがかなり楽しく
それ以降もいろいろ作りました。
花が壁にあると、なんか気持ちが良くて好きなのです。

壁を飾るのが花だけとは思っていませんので、
「ヘキデコ」の時に作った、「壁のブローチ」、「壁のペンダント」も
引きつづき作りたいなあなんて考えてます。

ryu

チャリティーイベント


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今日もお店番でギャラリーさんへ行く予定でしたが
ちょっと早く出て今日開催していた
福井駅西口広場のチャリティーイベントに立ち寄って来ました。

チャリティーイベントの詳細
⇒ http://ameblo.jp/ekusiad-paint/entry-10833807355.html

長女を連れて会場へ向かうと、はじめに出逢ったのが「元気ボード」。
災者の方達に応援メッセージや絵を
パネルに描いて思いを届けるというもの。

4才長女照れながらもアンパンマンらしきものと一言「がんばれ」。

ほんと僕らが元気をあげられないと、沈んでる場合じゃないです。

そしてチャリティーショップ。
ネイルケア、ポストカード、キーホルダー、髪留め、等々。

何か買おうと娘に聞いたら、すかさず「これがいい」。
happo さんのチャームとネイルケアの Tsugumi さんが
その技術を応用して作ったバッチ。

選ぶの早いこと早いこと。
僕も松山さんのキーホルダーを手に入れ2人でニコニコ。

帰りがけバルーンでお花まで作ってもらって
娘はますます上機嫌で会場を後にしました。

・happo さんのHP ⇒ http://happohappy.jimdo.com/
・松山真一郎さんのHP ⇒ http://mtym1979.jimdo.com/

まだ早かったのでライブペイントが始まったところでしたが
午後は天候が崩れて大変だったことと思います。

それでも5万円以上義援金が集まったそうです。
「みんなの元気を集めて送りたい」そんな気持ちを感じて
僕も「元気」にいこう!って気に改めてなります。

今日は気持ちの良い人達と出逢えました。
みなさんお疲れ様、そしてありがとう!

ryu

花を変えました

11_03_19.jpg1週間ぶりにお店番の日。myu が先に行ってお花を少し入れ替えてきました。ちょっと変えるだけでも雰囲気が変わって、より楽しい感じに。

いいなあ。自然と顔がほころびます。myu さすがだ。

僕は午後から交代で、それまでは家で作業。そこに久しぶりに現れた友人が一人。アメリカにガラスの勉強しに5年程行っていた男で、1ヶ月程まえに帰ってきたもよう。創作の森のイベントを見に来たついでに寄ってくれました。

これから事を起こそうとしている彼と話していると
自分もまだまだ途中なのだと思います。
なんか負けてられないなあと前に進む力が強く湧いて来ました。

あっという間に出かける時間になって短い時間でしたが
ありがとう、再会嬉しかったよKちゃん。

僕たちが前に進んで行かないとなんにもなりませんね。
一歩一歩です。

ryu

絵つけミニワークショップ


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娘ふたりを預かってもらっている保育所で
3、4才児対象にガラスを使って何かできないかとご相談を受けて、
今日は市販のコップに絵つけをしてもらう
ミニワークショップを行いました。

はじめは緊張気味の子供達も、手を動かし始めると一心不乱。
みるみるテンション上がるのがわかります。

綿棒と筆を使って、思い思いに模様をつけてました。

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とにかくべたべた塗る子、
繊細にすこしづつ点描する子、
色をかき混ぜるのに夢中の子。

出来上がったモノも勿論ですが、
作業中の表情や動きを見てるのがすごいおもしろい。
それでも毎日相手するのは大変そう。
先生達いつもありがとうございます。
あらためて感謝。

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後日焼成してから子供達に渡しますが、
家で毎日使ってもらえたらいいなあ。

使用した低温焼成の「ペベオヴィトレア160」は
安全性にも優れ、扱いもほぼ水性絵の具と変わらないので
小さな子供達でも気兼ねなく使ってもらえました。
家庭用のオーブンでも焼成できるようです。

ご参考までに。
ペベオジャポン/ヴィトレア160
⇒ http://www.pebeo.co.jp/product/vitrea160/

材料費の他に戴いた講師料は
そのまま保育所を通して義援金に全額寄付させて頂きました。

「ガラスを作る」という自分達の仕事と直接でなくても
誰かに「ガラスと関わって」楽しんでもらうことで、
微力ながらも困っている人の助けになることができました。

僕たちに出来ること
まだまだありそうです。

ryu

鉢もの

11_03_17.jpg今まで植えていたものは冬眠から覚めず。今回の鉢モノは新規に植え替えたものばかりになりました。

植物はおまけとして出品しているこの鉢ですが、おまけなりに気を使って植えています。

まず鉢物の植物には一年草は避け、多年草や宿根草を選んでいますので上手くいけば翌年も楽しめます。

そして、表面には庭で採取した苔を。
この苔がまた丈夫で育ちやすい種類のものなので、
もし植えてある植物が枯れたとしても
苔は残り長く楽しめるようにしてあります。

作品展の後、残ったものは我が家で育てることになります。

普段は外で管理して、えむにギャラリーを開ける時には中に入れ、
テーブルに置いたりすると、なかなかいい雰囲気を出してくれます。
僕の趣味から始まった鉢モノ。
けっこう楽しいです。

ryu

たくさん挿し

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一輪挿しは良く見たり聞いたり作ったりしてました。
そこから、2輪、3輪、4輪挿しも作るようになり、
とうとう「たくさん挿し」。

材料のガラス管を横にして、両端を閉じ、
足をつけ穴を開け、仕上げにエナメル絵つけで白くしてます。

DMにも使った一番長いので40センチほど、
以下5センチづつ短くしたものがあります。

会場の端から端まで花が並んでたらいいなあ
なんて考えたのがはじまりでしたが
最長で材料長さの150センチ程。

なによりそんなの入る徐冷炉
(冷ましたり、エナメルを焼き付けるする為の電気炉)
持ってません。。

んで、徐冷炉ななめに入るぎりぎりの長さで40センチ。

端から端までからとは、かなりな妥協ですが、
それでも「花が並んでる」感じになったかと思います。
一輪でも良いし、たくさんでも良い。
野花でも、なんでも挿して楽しい。

もっと長いものも作って、いろいろな長さを並べてみたいし、
やっぱり今度長い徐冷炉を作ろうかと思いました。

ryu

しょりしょり


今日は金沢に来ています。
昼は吹きガラス、夜は加工と家で仕事するよりハードな1日。
昼の吹きガラスはいいのですが夜の加工が。。

僕は加工の音が苦手なのです。

ガラスを研磨するやり方もいろいろですが
丸い鉄板が回転する平ばんという器械は
砂と水を流しながらガラスを押しあてて
平らに研磨するもの。

粗い砂から始めて、順次砂を細かくして研磨するのですが
初めの粗い砂の音が。。

多分いつにも増してへんな顔して削ってると思います。
出来ればやりたくないけれど
研磨して面白くなるものもあるので、そこは我慢のしどころ。
手抜きはしません。

が、出来れば myu やってくれないかな。
と毎回思ったりします。

僕たちは、いつもの事をいつも以上に頑張ろう。
明日も制作に励みます。

ryu

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