お茶淹れの時間


5月も中旬。
今年は季節の進み方が早いようで、梅雨入りのニュースも届き始めましたが、初夏を感じる陽気の日も増え、外は新緑が美しい頃。

届けて戴いた新茶で一息、お茶時間です。

「茶則(ちゃそく)」や「茶量(ちゃりょう)」と呼ばれる茶葉を広げる道具。

このようなマドラーのようなガラス棒「茶針」を使い、茶則から茶器に茶葉を移動させます。
この日は「宝瓶(ほうひん)」でお茶淹れ。

柔らかな緑、良き香りと旨みがいっぱいに広がりました。

そろそろ冷たい飲み物も欲しくなる気候ですが、
低めの温度でじっくりと淹れた緑茶はやっぱり美味しいですね。

お茶淹れの道具として、急須・ポット以外のカタチとしては「宝瓶」の他に、
蓋/身/皿の3点セットの「蓋碗(がいわん)」もあります。

お茶の種類によって急須類との使い分けがあるのかもしれませんが、うちではその都度、その日のお茶と気分によって。

ゆっくりと茶葉が動く様子がみれるのはガラスならではの特権ですね。

こうして道具を使い、ひとつひとつゆっくりとお茶を淹れる時間も愉しみながら、また茶器のご紹介もしていけたらと思います。

今日は台風がやってきたような強風。。
この週末は大荒れ天気の予報ですが、大事なく過ごせますように。

 

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次回の個展は
来月6月17日(水)〜22日(火) 東京渋谷「うつわ謙心」
(初日・2日目は事前予約制となります)
また詳細が決まりましたらお知らせいたします。

 

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