
庭のムラサキシキブが実ってきました。
毎年10月に開催している自宅企画展「えむにてん」には、
欠かさず飾られている植物なので
これをみると、そろそろDM準備しないとなあって思います。
あと1ヶ月ちょいなのであんまり悠長な事言ってられませんが。。
・昨年の「えむにてん」の記事
⇒https://emuni.jp/blog/?tag=えむにてんvol-8
さて、今年の企画&DMはどうしよう。。
やりたい事、作りたいモノは沢山あるけど、
お越しいただく方にどんな風に楽しんで頂けるかを
myu と「えむに会議」で考えて、まとめるまでが一仕事です。
出来るだけ練りたい気持ちもあるから、
結局毎年ぎりぎりになってしまうのです。
う〜ん。。
ryu
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今日もなんですが、最近の記事は「つくる」ばっかりですね。
涼しくなって、引きこもり制作中ってことで。。
我が家で使っていた「ライングラス」ぶつけて底が割れました。
破片もキレイに残っていたので、溶着直しも出来ますが、
今回はリメイク直しをしてみます。

斜めに割れた部分を焼いてハサミで真っすぐに切ります。

焼き戻してこんな感じ。

側面のガラスを寄せて、底にする為に作業用カップを使います。

先程切りそろえた部分に作業用カップをくっつけて。

温めて引っ張りつつガラスを底に寄せていきます。

作業用カップを完全に取り除いた状態。
白いラインに注目すると、側面のガラスを底に寄せた分、
最初より全体が短くなっているのがわかると思います。

しっかり焼いて、底を平らにして終了。徐冷をしたら完成です。

割れる前から比べると、だいぶ短くなって違うデザインになりましたが、
破損部分はつくり直しているので修理跡は全くありません。
パーツが無くなったり、元の形に戻すのが無理な場合は
こんなリメイク直しも出来てしまいます。
「えむに」の耐熱ガラスが破損してしまった場合、
まずは怪我をしないように破片を掃除して、
処分する前に一度ご相談下さい。
送料をご負担頂ければ、初回は無料で修理させて頂きます。
木っ端みじんはちょっと無理かもしれませんが。。
ryu
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あ〜なんか遠くに行きたくなる天気でした。
お昼ご飯は手軽に麺類が多いのですが、
子供達と一緒だと食べられない、辛いものなんかも食べたくなります。
今日は韓国風春雨炒めのチャプチェの素を使って、ちょい辛ご飯。
本場にはほど遠いでしょうが、それでも美味しかったです。
「線モヨウの大皿」に粗熱とれてから盛りつけました。
炒め物にも結構合います。
このお皿、耐熱ガラスではない工芸用ガラスですが、
「あたたかい」ぐらいなら今のところ全然使えてるので、
いろいろと使い方も広がって重宝してます。
でも、あくまでも「このお皿」だからなので、
全部のガラスが大丈夫とは限りません。
一般のガラスは温度の急激な変化に弱く破損する恐れがあるので、
もしガラスに温かいものを入れて使う場合は充分にご注意くださいね。
ちなみに「急に熱く」より「急に冷たく」の方が割れやすいです。
ryu
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今日はバーナーワークで作っている掛け花生け「音の実」の
葉っぱの部分の作り方をご紹介。
完成するとこうなるやつです。

葉っぱの作り方もいろいろありますが、
今回はガラス管から作るやり方です。
まずは短くしたガラス管に作業棒をつけます。

焼いてハサミを使って縦に切っていきます。

切れたら開いていきます。

開ききると、四角の板になります。

葉脈になる部分を細いガラス棒でつけます。

端を焼いて細くまとめて葉っぱの付け根になる部分を作ります。

作業棒をつけ直して、反対の端をまとめます。
葉っぱの先端になる部分です。

先端が細くなるような温度に全体を上手い事焼いて、
一気に引っ張って形を仕上げます。

後は本体と葉っぱの付け根を溶着して、
全体のバランスを整えるのに葉っぱの形を手直しして出来上がりです。

この作り方で、花びらや羽根なんかも作れます。
出来上がりが薄くなるので、ひらひらした感じが作りやすいです。
あとは、割と大きいものも作れるやり方です。
ちなみに今回使ったガラス管は直径25ミリ、長さ40〜ミリ。
出来上がりの葉っぱは幅3〜センチ、長さ14〜16センチほど。
作り出すと、はまって多めに作ってしまうパーツです。
ryu
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今日は涼しかったあ。
ガラス屋にとっては楽な季節に入っていきます。
制作も秋冬〜年開けに向けて忙しくなりますが、
定番のかたわら、新作の試作やサンプルづくりも欠かせません。
写真はサンプルの1つで、色パウダーまぶした管を別の管で被せて
色の層を透明ガラスでサンドイッチしたもの。
今までホウ珪酸ガラス(耐熱ガラス)の器は、
ロッド(棒)の色ガラスや銀箔をつかって色づけしてきました。
いい色でるんだけど、ちょっと雰囲気が単調になりがち。
吹きガラスだと粉状(パウダー)の色ガラス使うと
いろんな表情が出て面白い。
じゃあバーナーだとどうだろう?ってわけで、
粉状(パウダー)の色ガラスを使って見ることにしました。
バーナーだと吹きガラスと同じようには使えない方法もあって、
いろんなサンプル作ることからはじめてます。
こんなサンプル作りの時間がまた楽しいんだけど、
なんか良いのが出てくるには、まだかかりそうだなあ。
ryu
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ギフトや記念品等のご注文をお受けする場合、
箱をご用意することがほとんどです。
紙箱屋さんに注文して色紙を貼って仕上げてもらってますが、
ただそれだけだとなんかさみしいので、「えむに」はんこを押します。
(熨斗つける場合は押しませんよ。)
このはんこは、みたらわかるかもしれませんが「消しゴムはんこ」です。
8年前えむにを始めた頃、領収書なんかに押すのに、
とりあえず。。なんて myu が作ったものです。
押した「えむに」の形がなんか良いので、
大と小と作って色々なことに使って重宝してます。
最近は「消しゴムはんこ」でジャンルがあるほどメジャーのようで、
消しゴムはんこ専用消しゴムなんてモノまで。
ここまでくると「筋消し」「スーパーカー消し」に近いものを感じます。
(消しゴムじゃないでしょ?ってとこで)
ちなみにうちは「ユニ消し」の消しゴムはんこです。
ちゃんと消しゴムです。
なんだそりゃ。
ryu
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昨日の未明にちっちゃいムカデに左親指を噛まれてねえ。
今日になると指がパンパンに腫れだした。
体長3センチ程だったのに、すげー毒だ。
なんて感じで、ちょっと作業お休み。
今日は大事な道具のバーナーについてです。
僕が使っているのは、アメリカのカーライル社製バーナー。
たまたま使い始めたのがこのバーナーだっただけで、
他はあまり知りませんが、充分満足している道具です。
・Carlisle Machine Works ⇒ http://carlislemachine.com/
プロパンガスと酸素ガスを燃焼させて高温の炎を作り出すタイプで、
「酸素バーナー」なんてくくりで呼ばれています。
このバーナー、工芸用に使われているガラス素材の
ほとんどを熱加工出来るという代物。
僕はメインでは「耐熱ガラス」(ホウ珪酸ガラス)を使いますが、
作るものによっては「吹きガラス用のガラス」や、
「トンボ玉のガラス」なんかも熱加工します。
直径5ミリ以下のトンボ玉(ガラスビーズ)から、
口径130ミリの小鉢まで作れてしまうのだからスゴいもんです。
8年も使ってきて少し劣化した部分もあるし、
最近の円高も考えると新しいの買ってもいいかな
なんて思ったりしてます。
来年あたり頼んじゃおうっかなあ。
ryu
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今日もたくさん汗かいてて、気がつきました。
シーズン終わりの汗は目にしみないぐらい薄いです。
汚い話かもしれませんが。。
娘ふたり、ホオズキ手にもってにこにこ顔で帰宅。
ご近所さんに頂いたようです。
子供の頃、実家の庭にもホオズキが植わっていて
実でよく遊んでいたのを思い出します。
実をもんで柔らかくしてから、
皮が破れないように中身を少しづつ全部取り出して完成。
口に入れてぶしゅぶしゅ鳴らして遊びます。
でも口で鳴らすより中身をくり出すのが面白かった。
子供らのホオズキは遊ばせてくれないだろうなあ。
ryu
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先週1週間近く、催事で空調のきいた屋内にいたためか、
暑さを余計に感じてる気がします。汗がスゴい。。
火をばーばー出してるすぐ横では myu がモヨウ彫りのお仕事。
考えてみれば彼女は空調きいた部屋でやる方が能率がいいはず。
だけど、作業場が一緒なので…。
そんでも涼しい場所を見つけては場所を少しづつ移動してる。
今日は外の扉の所に座って、ほぼ野外で作業してた。

そんな感じで、着々と制作を続ける僕たち。
今日の myu の仕事は「コトバチョーカー キューブ」。
本当に細かい仕事をしています。
柔らかい面とエッジの感じが、とっても美味しそう。

シルバー線でチョーカーに仕上げてまして、
つけるとこんな感じ。
胸元にキラっと美味しそうなガラス。
涼しくなってからも良いですよ〜。
ryu
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今日は夕方から風が心地よいです。
夜は秋っぽいですね〜。
夏野菜のオクラ。
myu が試作中の器に盛ってみました。
形はばっちりで模様もいい感じ。相変わらず細かいこと。
この感じで今年の「えむにてん」でお披露目できそうです。
夏野菜は自分で作ってたこともありますが、
最近はすっかり貰うばかりでこのオクラも頂き物。
ゆでて刻んで、かつぶしと醤油で美味しく食べました。
そろそろ夏野菜も終わりかなあ。
ryu
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