つくる大きさ


吹きガラスで「大きい」皿とか鉢を作るとき
焼き戻しの窯の口径が決まっているので
自然、大きさの限度も決まってきます。

今使っている工房の設備で僕が一人で作るときの限度が、
通い箱にしている、この黄色い箱にちょうど納まるサイズになります。
いや、なってしまうが正しいのですが。

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これより大きいものが必要になったら、お手伝いを頼んで、
もっと大きい設備のあるところに行かないとなりませんが
今のところは事足りてるし、体力的にもこれぐらいまででしょうね。

それでも、ちょうどよく通い箱にあってしまうあたりが
我ながらおもしろいものです。

上手いこと出来てるな自分。

ryu

切れ味よすぎ


僕は吹きガラスでもバーナーでも銀箔を使う事があります。
(正確には銀上澄という箔にする前の厚めのものです)

吹きガラスだと表面に熔着して模様を彫りこんだり、
バーナーだと色作ったり、色着けたり。

元は20センチ角ほどもあるものを
使うものにあわせてハサミで切って使います。

ところが切るときにちょいと気をつかわないと
薄いのでハサミにくっついたり余計なところちぎれたり。。
あんまり好きな作業ではなかったです。

ところがいいの見つけました。
サークルカッター。

円い刃が転がって切る仕組みのもので、
定規に沿ってすーっとするだけで、
気を使わなくてもキレイに銀箔カット。

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嫌だった作業が道具一つで楽しくなりました。

でもかなり切れる刃で指先にちょっと触れただけで、
血判押せるぐらいの出血の切り傷に。
まあ、カットバン一枚で事足りますが、
気をつけないといけませんね。

ryu

今年の桜


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ちょうど1週間まえになります。
ryuとふたりで福井の桜を見に行きました。

ここ数年行けてなかったのですが、
今年はどうしても会いたかった足羽山のしだれ桜。
やはり美しい。

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見事に咲き誇っていました。
樹齢は100年以上。様々な歴史をみてきた桜なんですね。

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今年は例年以上に桜がきれいに感じました。
切ないくらいの美しさだなあと改めて。

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足羽山を降りて、足羽川堤防へ。
2キロ続く桜並木。
立派な幹が並んでいます。

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また来年もきれいな桜を楽しめますように。

myu

スイセン咲きみだれ


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暖かい日があったり、また冬を思いかえすような寒さの日があったり
それでも日を追うごとに春が訪れていますね。

うちの庭にもスイセンが咲き乱れています。
自分達が植えたわけではないので、大家さん時代から
ここの地に根付いているのだとおもいますが
毎年増えていって群生しています。

うちだけではなく、ご近所の庭や畑にも同じような景色が多いので
それだけ気候があっているのでしょうね。

福井に来てから、桜とこのスイセンとで春を感じるようになりました。

ryu

リクエスト


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えむにの場合、新しいモノ作るきっかけはいろいろです。

自分達の生活が楽しくなる為にが一番多いのですが、
リクエストがある場合もあります。

リクエストの場合は自分達が知らなかったり、
普段あまり関わらない部分に関することも多くて
それに答える度に新しい事に出逢えるので結構楽しいのです。

今回も普段自分が作らないサイズの酒杯のリクエスト。

サイズと値段が決まってのことなので、
その中でどれだけ楽しいモノにできるかを試行錯誤していきます。

まずは紙面にアイデアをまとめてから試作に入ります。
実際作りながら変更を加えたり新しいアイデアが出て来たり、
紙面のモノよりも多めに作ることになります。

今回は写真にあるぐらいの試作で
だいたいの方向性が決まってきました。

つぎは同じ質のモノが出来るように作り方を整理します。
この過程で多少のデザイン変更があったりして、完成品へとなります。

なんか書くと大変そうですが、
新しいもの作る時はそれ以上に楽しいことも多くて
やっぱり好きですね。

そして「えむに」のアイテム数は増えていきます。
まだまだ作りたいモノは尽きませんねえ。。

ryu

なんだそりゃ。


ちょっとびっくりしたコト。

福島の原発事故、事故の経緯などはともかく、
その地域の方々のご心痛やご苦労は、
並大抵のものではないと容易に想像できます。

そして何か手助けできないものかと思うのが僕は当然と思っていますし
他の日本人も全てそう考えるものと思っていました。

それがね、「福島県民お断り」なんて掲げる
しんじられない事があるようです。

・読売オンライン4月9日の記事 
⇒ http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20110409-OYT1T00054.htm

怒りを通り越して、あきれてモノも言えません。
無知であることが理由なんかでなく、人間として何かが欠けています。
絶対こんなこと許されないと思います。

ちょっと前のニュースなので、
今はこんなことが少なくなっていることを願いますが。。
あまりにもヒドい「なんだそりゃ」な話しです。

ryu

お花飾る


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えむにギャラリーの模様替えも済み、ガラスを並べお花を飾りました。

お花はもっぱら myu の係。
花切りばさみを持って「ちょっといってくるね」と。

この季節はちょいと外に出ればいくらでも花には事欠きません。
数分後、家の周りからいろんな花を摘んできました。

上の写真は今年から庭に咲き出した八重咲きの水仙。
香りが良くて、可憐な感じ。
花器「ぴちょん」にもよくあいます。

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そして家から少し行ったところの桜から、カプセル花挿しに一枝。
うん。素敵です。

myu はお花を摘んできては生けてを
えむにの初めから何年も続けているからでしょうか、
ますます良くなってる気がします。

何よりこの季節、ハサミを持って外に行くのがすごく楽しそう。
だからでしょうね。

ryu

もよう替え


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桜も咲き乱れるとすっかり暖かくなります。
えむにギャラリーも冬仕様から模様替え。

冬場は上の写真のように、ふすまで間仕切ってあります。
まあこれが家としては普通の状態とは思います。

11_04_15_2.jpg

そして、外せるだけふすまをはずすと
12畳+8畳+6畳+廊下3.5畳の大広間に。

真ん中の廊下にも畳を敷いてあります。
「福時」で持っていった展示台を戻して、とりあえずは模様替え完了。
これからガラスを並べていきます。

昔の家はふすま一つでこんな風に部屋を色々に替えて
結婚式やお葬式など人が集まるイベントが
出来るようになっているのですね。
そういう点はスゴく機能的。

それでも冬はこんなに広いと持っている暖房器具では全然暖まらないので
大広間仕様は4〜11月の期間にしています。

もうガラスもきれいに並べてありますので
ご来場ご希望の方はこのいい季節に是非。

その際、仕事の都合で留守にしている場合もありますので、
お手間とらせて申し訳ありませんが必ず事前にご連絡下さい。

どうぞ宜しくお願い致します。

ryu

お花見


11_04_14.jpgやっと帰って来ました福井。こちらも桜がちょうど満開!!お天気も良し。
こうなるとお花見行かないと気が済みません。
足羽山のしだれ桜と足羽川の堤防沿いの桜並木をはしごしてのお花見を。急に決めたので純粋に見て楽しむだけに。
どちらも福井では有名な桜の名所で、もう見頃も見頃。myu と二人で堪能してきました。

特に足羽川堤防の桜並木は桜の名所100選にも選ばれているほどで、
約2キロにわたっての桜並木はホントすごいんです。

二人して桜に見とれて十分春を感じてきました。

こんな綺麗でステキな季節を感じるたびに
これを子供達にしっかりと残せるように
行動していかないとなあと思います。

ryu

帰路


いま名立谷浜です。
実家の用事も済み福井への帰路。
途中の関東圏では、いたるところで桜がキレイに咲いていました。

ほんの一週前はまだこんなに咲いてなかったのに。
あっという間に春。
世の中のこと関係なく咲きます。

でも環境が変わったら。。

毎年同じような時期にお花見ができるという当たり前のことが
状況によっては子供たちに残せないこともある。

そんなことに気づかされている。
自分なりに出来ること変えられること
今のきっかけに考えよう。

毎年みんなでお花見したいからね。
なんて思いながら家族の元に向かってます。

ryu

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