ヤモリの途中

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今日は数ものと凝ったものを制作。
久しぶりにヤモリを這わせた小作品も作ってます。

よく見ると後ろ足が途中までしかありませんが、
いっきに4本つなげると割れる場合があるので、
こんな感じで2本づつ前足と後ろ足をつなげていきます。

つなげたら全体の温度を均一するのに550度の窯に入れて、
一晩ゆっくり冷まします。(徐冷といいます)

このような徐冷をパーツをつなげる度に行うので、
凝ったものは日にちがかかるのです。

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台は並行して作ってあるので、
後ろ足と台をつなげたら完成の予定。

あと少しです。

ryu

ライン片口


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日中はだいぶ暑くなってきましたが作業場は蔵のおかげか結構涼しい。
おまけに外の風が入り込むとさわやか〜なきもちになり、
いつまでも作業台に向かえる気がします。(ほんとか?)

こんな日はじっくりと数を作るに限る。

写真は一日作ってた小さめの片口。

蓋はないので、お酢やポン酢のような調味料や、
サラッとめのドレッシングやメープルシロップなど、
たっぷり使って残さない時に用いるのがお勧め。

口のきれも良いですよ。

あとはお煎茶のお道具に使えるらしくお見立てして頂いた事があります。

使う方によって色々な器になる事をお聞きするのも作り手の楽しみです♪

ryu

凝ったもの


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数日前に作った泡入りパーツを組み上げて、
ちょいと凝ったモノが出来上がりました。

バランスをパーツごとにゆっくりと吟味出来るのが
バーナーブロー技法の良い所。

今回もパーツごとに見比べながら作っていきました。

こんなのやり出すと色々な種類を作って沢山並べてみたい衝動にかられます。
あと少なくても3点は作って並べたいなあ。

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先日の泡入りは背の高い方のカップの部分に。
低い方も泡入りですが泡が小さくて写真だとよくわからないですね。

ryu

パーティー


今日は友人の結婚御祝いパーティー。
以前にも紹介した事のある福井市内のカフェ「森のオーブン」が会場でした。

新婦さんと友人でして新郎さんとは初めてお合いしましたが、
笑顔が素敵な優しくて頼りがいのありそうな方でした。

結婚されたばかりのお二人を見るのはいいですねえ。
なんかこっちも笑顔になります。

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パーティー料理も相変わらず美味しくてホッとする味。

豆やら肉やら魚やら煮たり蒸したり合わせたり、あ〜。
いろいろあってとにかく美味。

今日のはウイスキーに合う料理がテーマということでしたが、
飲まなかった僕も自家製パンと一緒にお腹いっぱい食べました。

幸せオーラを頂いて美味しいもの食べて
いい時間でした〜。

ryu

ソラマメ


見た目に枝豆かと思う程の量ですが全部ソラマメ。
期待通り myu の実家からもらいました。やったー。

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僕も何度か育てた事ありますが
この辺りだと雪が降る前の11〜12月頃にタネを植え、
小さい芽で冬を越させます。

半年畑にいるわけですが、収穫の時期は短く
一気に穫れてしまいますので、
結局こんなに沢山いただいてしまうわけです。

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さやから出すのは子供らと一緒に。
みんな好きだから懸命に出します。
楽しい時間です。

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穫れたては茹で時間も短く、皮も柔らかいので、
気を抜くとすぐ破けます。

こちらにやってくる前は皮は食べる所だと思ってなかったけど、
頂いたり自分で作ったのは食べられる程やわらかい。

はじっこの皮を剥いて食べつつ
中身をつるんと一緒にが、とっても美味しい。

今日はソラマメが主食というぐらい食べました。

あんなにあっても、すぐ無くなるなあ。

ryu

一筆箋


書類を郵送する時など、封書のやりとりで一言添えるのに、
うちではミドリの「紙」シリーズの一筆箋をよく使っています。

・ミドリ ⇒ http://www.midori-japan.co.jp/

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いろんな絵柄が季節ごとにあって楽しい。

僕の字は丁寧に書いても何だか小学生っぽいし、
急いで書いたものは myu 曰く読めないらしい。

多分、子供の頃から変わってないのだと思われます。

ですので、読まれる方が不快な気分にならないように、
せめて紙は楽しいもので、丁寧に書こうと心がけています。

字は小学生っぽいんですけどね。

今まではこれを買うのに福井市内まで出てましたが、
今日この記事を書くのにサイトを調べたら、
オンラインで買えるじゃないですか。

今の時代、当然といえば当然ですが
なんで気づかなかったのかなあ。

見た事無い柄もあるし、なんだか集めてしまいそうだ。

ryu

6月の花


不安定なお天気が続きます。

今朝はちょっと明るく、ようやく太陽さんが勝つかと思いましたが、
お昼には突然の雷雨。

その後は雨止んで、今はすこし晴れ間もみえますが
なんだか6月って感じですね。

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それでも家の中はすこし華やいでいます。

先日、ご近所さんに頂戴したお花。
キレイに咲きました。

いつも丁寧にお庭をお手入れされている裏の家のお母さんから
「ここに咲いててもどうせ何日かで終わっちゃうんだから
せっかくだから、ガラスの花瓶に生けてあげて!」

と渡されました。

嬉しい。
早速、お水につけました。

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そして開花。立派!

下の娘(2歳)は「にわとりさん」と呼んでます。笑
アヤメやショウブの花って6月のイメージにぴったり。

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これは数日前の写真。
最初いただいた時は、もっともっと蕾の状態だったので
日に日にふくらんでいく様子も楽しめました。

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この花器はシンプルだけど
お水を入れて、花を挿すと、中の茎のグリーンが透けていい感じ。

この雰囲気がすき。

梅雨に入ると、なかなかすっきりした気持ちになれない日もあります。

国会でもなんだかいろんな動きがあって
原発の事故の問題もまだまだ山積みで、、
いろいろ考えさせられます。

でも、そんな日々のなかでも
毎日のちいさな楽しさみつけて過ごしていけたらいいですね。

myu

常設ショップ


雨がしとしと。梅雨もそろそろかな。
今日はそんな中、搬入に行ってきました。

搬入先は「行く」というだけあって、県内。
福井駅近くの福井西武6階の「工芸四季野」様。
今月から取り扱って頂くことになりました。

四季野さんは、陶、漆、打ち刃物、和紙、箸、等々、
福井県内外の工芸品を扱っていらっしゃいます。

そしてガラスもお仲間に。

器20アイテム程とアクセサリー数種を並べました。
お店の雰囲気に合わせて、普段使いの器を中心にセレクト。
といっても myu の人気の香水瓶は持って行ってあります。

「えむに」のガラスはネットで見て頂く事ができますが、
実際に見てみたい方、手に取ってみたい方も勿論いらしゃると思います。

福井県内でしたら、僕たちの「えむに」ギャラリーはもちろんのこと、
今後はこの「工芸四季野」様へもどうぞ宜しくお願い致します。

他、常設で取り扱って頂いてるショップ、ギャラリー様は
えむにサイトのショップリストをご覧頂きたいと思います。

・えむにショップリスト ⇒ https://emuni.jp/shoplist.html

個展が中心のギャラリー様は入っていませんので、
リストはあまり多くはありませんが、
お近くで何かの機会に行かれる事がありましたら、
「えむに」のガラス、ぜひお手に取ってみて下さいね。

ryu

あわ入り。


季節が進むにつれ、忙しくなってきました。

「えむに」の器はもちろん毎日せっせと作っておりますが、
僕、水上竜太のちょっと凝ったモノも時間を見つけては
すこしづつ作りためております。

今日は泡の入ったパーツを作りました。

泡入りガラス、良く見かけると思いますが、泡の入れ方も様々。
なかでも今日のは結構凝ったやり方です。

バーナーブロー技法でやっていますが、
吹きガラスでも似たようなやり方があります。

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縦スジの入ったガラス管を温めてねじって、
口が開いたのと開いてないのと二つ用意します。

ここで注意してほしいのが、ねじり方が逆になっているという事。

途中、手が離せなくて写真撮れませんでしたが、
口が開いた方に閉じた方を温めてすぽんと吹き入れます。
しっかり温めて馴染ませてやると。

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こんな感じに泡が並んで入ります。

逆ねじりどうしを重なり合わせてやると、
スジがクロスして合わさった部分にちょっとだけ隙間ができ、
なじませると隙間が泡になって残るのです。

僕が習ったイタリアのマエストロがやっていた方法。
マエストロがやると泡が本当にキレイに整然と並びますが、
僕がやると、大小様々な泡になります。難しいのですよ〜。

んでも、それがまた良い雰囲気になって好きなんですけどね。
これを他の何種類かのパーツと合わせてちょっと凝ったものに。

完成までは、まだ数日かかりますね〜。

ryu

越前陶芸祭り


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何年ぶりかな?
今日が最終日の越前陶芸村の陶芸祭りに行ってきました。

・越前陶芸村 ⇒ http://www.echizentogeimura.com/

毎年5月の最終土日月の3日間開催され、
県内の陶芸家さんや窯元さん60以上が出店されてました。

僕は福井に来て10年以上経つのに今日で3回目。

なんだかんだとこの時期はガラス屋も忙しく、
来れない年が多かったのですが、今年はなんとか時間作れました。

昨日から今朝にかけては、どしゃ降りででしたが
着いた昼頃にはすっかり雨上がり。

用意万端 myu と二人して長靴履いていったけど
僕達多分ちょっと浮いてたね。

時間もあまり無く、店数も多いので、
さーっと流しつつも目に留まる所ではじっくり。

陶器は勿論なんですが、
僕はお店の作りにも目がいきます。

テントは全て学校にあったような三角屋根のあれ。
そんな中で皆さんそれぞれの雰囲気を作るのに、
いろんな工夫を凝らしてるのを見るのが楽しい。
良く考えられてるなあ。なんて感心することもしばしば。

さて、何人かの作家さんのを吟味しつつ
今回僕は「山月窯 村田紀之」さんのお皿を。

・山月窯村田紀之さんの情報 ⇒ http://www.echizenyaki.com/?mode=f19

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朝のパンと卵とサラダなんかのプレート盛りに使おうと思ってたけど、
晩飯のトンカツにもいい感じでした。ふふ♪

他にも欲しくなったものは沢山あったけど、
少しづつが楽しいよ、と自分に言い聞かせ、
myu は「陶房 遙」さんでお皿をゲットして帰路につきました。

・陶房 遙さんの情報 ⇒ http://www.echizenyaki.com/?mode=f20

うん。また来年も時間作り出して必ず来よう。

ryu

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