外のかたちと内のかたち


当たり前の事ですが、
器には外のかたちと内のかたちがあります。

内側は入れる物が直接触れる場所なので、
「おもて」と考えても良い程、大事な「かたち」のはずなのですが、
吹きガラスやバーナーブローで制作する場合、
外側はいくらでも触れるのですが、内側は触りにくい部分なのです。

なので、大抵は均一な厚みで作るようにして、
外側=内側になるようにして、内側もわかるように作ります。

では外側と内側が違う形を考えた場合。

ガラス種をつけたり、ガラスの厚みに変化をつけて
外側の形との兼ね合いで想像してつくったり。

上手い事、説明できませんが、早い話つくりづらいのです。

それでも内側の形を気にしてモノを作るのが最近はおもしろく、
底に思い切り厚みをつけたり、三つ足の器なんかも
内側がつるんとキレイになるんです。

僕の事なのでまた変わるとは思いますが、
今年は確実にそんなのが増えてる気がします。

ryu

Comments are closed.

  • お知らせ

    • 2024予定

      *会期が変更になる場合があります*

    • 個展
      2024/4/3~6
      S*Style Tea(大阪)

    • 個展
      2024/5月
      J-spirit(京都)

    • 個展
      2024/6月
      うつわ謙心(東京)

    • 個展
      2024/9月
      三本日和(福井)

    • 個展
      2024/11月
      Hase(愛知)

    • 個展
      2024/12月
      ぶどうのたね(福岡)

  • 最近の投稿

  • アーカイブ