吹きガラスでボウルを作る時の連続写真です。
いつものように作りながら1人で撮ってますので、
道具を使っている場面はありません。。
写真の合間に焼き戻して道具で形を変えています。
つぶれた球形に吹いて、底半分を作った状態です。
右側(底)に作業棒(ポンテ)をつけて吹き竿(左)から切り離します。
切り離した後の状態。小さな穴があいています。
ここを広げて口になっていきます。
口を広げて富士山の形に。
口から道具を使って息を吹き入れ、まるく膨らましました。
再度広げます。
だいぶボウルっぽくなってきました。
ラインを整えて仕上げます。
作業棒を切り離し徐冷炉に入れて一段落。
明日冷めたら完成です。
吹きガラスでボウルを作る場合、もちろん例外はありますが、
このように小さな穴から広げて口縁部分にしています。
底半分と口半分。半分づつ作るわけですね。
ryu
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今日は金沢で吹きガラス。
風が冷たくなって作業しやすくなりました。
吹きガラスのように、
高温でガラスを軟らかくして形をつくる場合、
出来上がったものは、ゆっくり冷まします。
でないと歪みを生じて割れてしまうのです。
専用の電気炉を作業中は500度付近に保持しておいて、作業終わったら
常温まで12時間ほどかけて下げますます。
(ガラスの種類や厚みで温度や時間は変わります)
「徐冷」といって、ガラス屋なら絶対知ってることですが、
一般にはあまり知られていないかもしれませんね。
ryu
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今日は立冬。秋分と冬至の中間ですね。
天気も北陸の冬っぽい。曇り後晴れ後曇り時々雨みたいな。。
さて、ガラスの指輪を破損されたとの事で修理のご依頼。
指輪つけたまま窓ガラスにばち〜んとしたそうです。
お怪我は無かったようで良かった。
間をつなぐというよりは、リング部分を全部付け替えるコトにします。
出来上がり。リング部分をすっかり新しくつけ直しているので、
自然なラインになったと思います。
この指輪はモヨウ(黄色いとこ)がリング部分までつながるように、
全部一体で作っていますが、
今回全部つけ直したので、よく見るモヨウが途切れています。
それでも、そこまで不自然には見えなく仕上がったので良かった。
えむにの耐熱ガラス品は
こんなふうに修理が出来る場合が多々ありますので、
もしもの時には、ぜひご連絡下さいね〜。
追記:
修理は当工房で制作したアイテムに限りお受けしております
*******************************
当工房のガラス修理は、「加熱→修復→徐冷」の工程にて行います。
この時にガラスの材質がわかっていないと工程途中で破損することもあります。
ガラスは一見同じように見えますが材質がそれぞれ違い、他社様のガラスの材質を知る術が当工房には無いために、当工房以外のガラスアイテム修理はお断りさせて頂いております。*******************************
ryu
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明日から寒くなるみたいです。
体調に注意ですね。
来月納品のまとまった注文を頂きました。
工程ごとに時間が空いても出来るモノだったので、
少しの時間でも制作が進むのですが、
数が数だけにスケジュールとにらめっこです。
まずは最初の工程が全部終わったところ。
ふーっ。
バーナーでのモノづくりは、
こんなふうに工程ごとに分けて作れるものもあるのですが、
かかる手間は1個も100個も何も変わらない。。
他のモノでもそうでしょうが、
手で作るってそういう事なんだと思いますねえ。
ryu
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秋も深まり山も少し色づいて来たような気がします。
こんな時期は柿が美味しいですね。
ご近所さんや知人からの頂きものが多くて、
ありがたいことに、もう何年も買った事ありません。
甘柿ももちろん頂きますが、
このあたりだと渋柿を渋抜きした「合わせ柿」っていうのも頂きます。
渋抜きする方法は、正直よく知りませんが、
焼酎をヘタにつけて密封し数日置いたり、
お風呂の残り湯につけるとか色々あるようです。
この合わせ柿は熟成度にもよりますが、
甘さも深くてとってもジューシー。
美味しいのです。
この時期は「波の器」に盛ったりして、
夕食後のデザートに毎日食べてます。
美味しい幸せ〜。
ryu
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雨模様の一日。
福井県越前市の「gecko cafe」さんで明日まで開催の
「刺繍画と冬の手仕事」展に行ってきました。
相変わらずのいい雰囲気の展示空間。
今回は目の前でゆっくり見ながらのカフェ席も。
キャンバスに油彩?と刺繍で刺繍画になってるみたいです。
ふわふわ、もこもこ感がたまらない。
寒くなりゆく季節にほわほわあったかい気持ちになれる作品でした。
ご興味あればぜひ。
あとニット帽や小物なんかもありましたよ。
明日19時までなのでお急ぎを。(もっと早く行けって感じですね)
ryu
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今日も暖かい日でした。
東京に行ってたから何日かぶりの制作日。
バーナーでこんなグラスをつくりました。
久々に作りかたアップです。
もとになる材料は断面にこんな風な凹凸が入っています。
モール管とかプロファイル管とか言います。
どんなものでもスタートはこの形。
僕はポイントって呼んでます。
底の方になる半分をあっためてねじります。
デザインによっては全部ねじる場合や、逆ねじりをいれる場合も。
両端にくびれを入れてから、
全体をあっためて息を入れて膨らまします。
出来上がりサイズがこの球の大きさで、ほぼ決まります。
真ん中あたりをあっためて伸ばし、真っすぐなラインをつくります。
グラスっぽくなってきました。
底になる部分をあっためて、道具を使って平らにします。
これで8割方できました。
残りは口の部分。
くびれから割り落として出来た小さな穴を
少しづつ広げます。
開ききって完成です。
いきなり出来上がってますが、
本当はもう少し途中の状態があります。
1人では写真無理でした。。
このあと底にある残りの作業棒を取り除いて、
温度を徐々に下げる電気炉に入れて一晩かけて冷まして完成です。
一口ビールサイズ。
薄くて口当たりがいいグラスですよ〜。
ryu
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なんだか今日は暑いぐらい。おかしいな。。
来年の移転先は平野のど真ん中。
こんな空が広い景色がみえる所で
今の山沿いとは全然違うロケーションになります。
工房になる建物は既存の納屋。
築20年以上の鉄骨づくりでしっかりしてはいますが、
中身と周辺部に整備が必要で、
時間を見つけてはちょこちょこいじりに行ってます。
今日は周辺部の整備で片づけやら草取りやら。。
思いのほか手間がかかります。
雪が降る前にある程度かっこつけたいけど、
難しいかもなあ。。。いや。やらねば。。
ryu
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今日は移動日。
出発まで久々にゆっくり時間を過ごしていました。
実家の前の街路樹も色づいて秋な感じ。
こっちでこうだから、帰ったらよほどだろうな。
そういえば中学の国語の先生(江戸弁しゃべるおばちゃん先生)が
『私達が若い頃の女学生は落ち葉がはらはら落ちるのを見て、
「秋よね〜」ってそれだけで涙流したもんだよ!』
って毎年言ってたの思い出す。
それぐらい感受性を豊かにしなさいと言いたかったんだろうけど、
当時はわけわからず笑い話。
今もまだ落ち葉で泣いたことない。
もっとゆっくり秋を感じないとなあ。
ryu
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2011-11-02
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季節
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タグ 秋, 自然