
えむにの場合、新しいモノ作るきっかけはいろいろです。
自分達の生活が楽しくなる為にが一番多いのですが、
リクエストがある場合もあります。
リクエストの場合は自分達が知らなかったり、
普段あまり関わらない部分に関することも多くて
それに答える度に新しい事に出逢えるので結構楽しいのです。
今回も普段自分が作らないサイズの酒杯のリクエスト。
サイズと値段が決まってのことなので、
その中でどれだけ楽しいモノにできるかを試行錯誤していきます。
まずは紙面にアイデアをまとめてから試作に入ります。
実際作りながら変更を加えたり新しいアイデアが出て来たり、
紙面のモノよりも多めに作ることになります。
今回は写真にあるぐらいの試作で
だいたいの方向性が決まってきました。
つぎは同じ質のモノが出来るように作り方を整理します。
この過程で多少のデザイン変更があったりして、完成品へとなります。
なんか書くと大変そうですが、
新しいもの作る時はそれ以上に楽しいことも多くて
やっぱり好きですね。
そして「えむに」のアイテム数は増えていきます。
まだまだ作りたいモノは尽きませんねえ。。
ryu
明日出発の今日は大詰め日。
ギリギリ明日徐冷から上がるモノを
午前中で仕上げて窯入れ。
もうちょっと余裕のはずでしたが、予定がずれるのも良くあること。
それでも徹夜する程ギリギリなことはまずありません。
余裕を持ってスケジュール組んでいる、といえば聞こえはいいですが、
単に僕は小心者で、遅れたりするのが心配でしょうがないのです。
待ち合わせとか予約とかも、スゴく早めに着いてしまい、
どこかで時間をつぶすこともしばしば。
まあ困ることは無く、むしろ良いことが多いので
いつも心配しながらスケジュールを早めに組んでます。
そんなスケジュールも少し押しつつ、午後は展示の予行演習。
持っていく展示台をギャラリースペースに全部ならべて
仮展示をしました。
ギャラリーで個展するときは、こんなこと出来ませんが、
会場に行けない myu も一緒に展示作業ができるし
当日も時間がかからなくて済みます。
荷物の持っていきすぎも避けられますしね。
ちょっとの面倒で、いいコト尽くめ。
まあ最終的には会場いってから仕上げになります。
あと一息です。
ryu
明後日には東京へ出発です。
1週間ほど留守にするので
やっておかないといけない仕事が。。

myu の香水瓶ですが、最近栓を蓮の花のイメージに変えて
より凝ったつくりになりました。
この栓は彼女のリクエストどおりに僕が制作しています。
なので、留守の間の納品分をエナメル絵つけする前に
先に作り貯めないとなりません。

花びらパーツは1個につき12枚。
試作を繰り返してこの枚数に落ちつきました。
大きさも内から外にすこしづつ大きくなるように、
何となくサイズ違いを作って、上手いこと合わせます。
地味な作業の繰り返しですが、いっぱい並ぶと充実感を覚えます。
あくびもでますが。

円錐形を作ってそこに花びらを内側から溶着していきます。
花だけで完成させてから、本体と合わせた栓に溶着して完成です。
myu の作品のためのリクエストに答えることも僕の大事な仕事。
もちろん逆に myu に僕がリクエストする場合もあります。
こういう作り方ができるのも「えむに」の特徴ですね。
ryu
お客様によく「どうやって色を着けるの?」と聞かれることがあります。
僕たちがメインで使うガラスは無色透明に調合されたガラスで
何もしないと無色透明なものばかり出来上がります。
色を着けるときは、その無色透明なガラスに
色ガラスをつけたり、まぶしたり、被せたりしています。
色ガラスはどうやって?となると
基本的には金属酸化物を透明なガラス原料に混ぜて作るそうですが、
ほとんどのガラス作家は色ガラスを作ってる会社から買います。
絵を描くのに絵の具を買うようなものですね。
この色ガラスも大きくわけると、かたまり、粉、ザラメの3種類。
粉とザラメにはそれぞれ細かさがあったりして
1色でもいろいろな状態があります。
色ガラスの会社もたくさんあるので、(主に外国ですが)
色を買うときは、どの会社のどの色のこんな状態
というように選んで買います。
色ガラスをどんな風に使うかによって、
同じ色でも雰囲気が違ってくるので、
いろいろな装飾ができるわけですね。
ryu
今日も一日作業。
えむにを始めてから作り続けている
定番「ビッツカップ」を作っていました。
耐熱ガラスを材料にしてバーナーで加工していくやり方で、
バーナーブローなんていわれることも。
ちょいと一連の作業を写真でご紹介します。
まず材料のガラス管の両端を引っ張って
こんな形にします。息を吹き込めるように片方の細くなった管に穴を空けておきます。
ひっぱって細くなった部分と太い部分の境目をくくって、使う位置を決めます。
くくった間の太い部分を温め息を吹き込み膨らまします。その後、伸ばしたり縮めたりして作りたい形に仕上げます。
細いガラス棒を使ってひとつひとつ表面のぽつぽつをつけていきます。
底にする方の棒を焼き取り、足をつけていきます。
ちょっと太めのガラス棒を使います。
こんな感じになりました。
底に再びガラス棒をつけて、今度は反対側の棒をくくりからわり落とし穴を空けます。
少し広げて、口縁部分の色になる色ガラスを一周巻き付けます。
温めて道具を使って穴を広げていきます。
(道具は映っていません。。)
最後に口を外に広げて形が完成。この後底についてるガラス棒を焼き取り、徐冷の窯に入れて終わりです。
写真ちょっと小さかったかもしれません。
すいません。。
また今度違う物もご紹介します。
ryu
今日は金沢に来ています。
昼は吹きガラス、夜は加工と家で仕事するよりハードな1日。
昼の吹きガラスはいいのですが夜の加工が。。
僕は加工の音が苦手なのです。
ガラスを研磨するやり方もいろいろですが
丸い鉄板が回転する平ばんという器械は
砂と水を流しながらガラスを押しあてて
平らに研磨するもの。
粗い砂から始めて、順次砂を細かくして研磨するのですが
初めの粗い砂の音が。。
多分いつにも増してへんな顔して削ってると思います。
出来ればやりたくないけれど
研磨して面白くなるものもあるので、そこは我慢のしどころ。
手抜きはしません。
が、出来れば myu やってくれないかな。
と毎回思ったりします。
僕たちは、いつもの事をいつも以上に頑張ろう。
明日も制作に励みます。
ryu
今日は1日バーナー仕事。
吹きガラス作業のせいか、手が少し疲れていたので
ちっちゃいものをちょこちょこと。
これはお花の箸置きができるまで。
作る途中に片手でシャッター切るので
道具を使うところは撮れませんが。。
材料は直径10mm程のガラス棒。
棒の両端を持って中心を温めつつ
両側から押していくと
こんなディスク状の形に
なります。
片方の棒を焼き取り
はさみで切り込みを入れます。
ガラスは熱して柔らかくなると
はさみでちょっきん切れるのです。
付け根を細くするために
花びらをそれぞれ熱して
道具を使って引っ張ります。
写真は1個飛ばしになってます。
細くなった先端を熱っすると
自然とプリンっとなります。
最後に棒を焼き取って完成。
実際は回したり傾けたりと
せわしない動きをずっとしてます。
今日は3月の福井市での個展に出品する
お皿とボウル型の花器をつくりました。
・「えむにのふたりガラス展」詳細ページ
⇒https://emuni.jp/news/1103_izumi.html
吹きガラスはアシスタントと一緒にチームで作業する場合が多いのですが
大きなモノや余程急ぎで無い限り僕の場合は一人でやってます。
一人であーだこーだ考えながらつくるのが性にあってるようで
なんか楽しいのです。
それでも、体がしんどかったり、ちょっと凝ったものつくるときは
誰かいないかなあと思ったりもします。
一番いいのは myu と一緒に吹くことですので
そうできるような環境を早く整えようと
いろいろとがんばっております。
今年は何かが決まるかも。
いや決めたいです。
その何かはまたいつか。
ryu
今日は明日からの吹きガラス作業のため金沢まで来ています。
吹きガラスの設備はまだ持っていないので
月に二度三度はレンタル。
myu に子供らの面倒をみてもらって僕がひとりで来ています。
二人で考えたものはもちろんですが
myu の絵付け用の生地なんかも頼まれます。
作ってきたものにダメ出しもしばしば。
でも頼まれてもいないモノ作って帰って
気に入ってくれることもしばしば。
そんなのから新しいモノが生まれて
「えむに」のガラスになっていきます。
机上で考えることももちろんありますがそれだけではありません。
手を動かす現場で出来上がるモノもたくさんあります。
日々手と頭を総動員して
懸命に楽しんで、ものづくりしてます。
ryu
毎日使っている自作のコーヒーカップ。
気づけば口元が欠けていました。
そういえば、ちょっと前に洗っているとき「がこっ」と。
あのぶつけようで、これしか欠けていないとは、
なかなか強い子。ゴメン。。

でも、これくらいはすぐに直してしまいます。
こんな感じで部分的に熱して
欠けた部分をとかしてまるめれば大丈夫。

ご注意ですがこのカップ耐熱ガラス製ですので
こんな感じに手で持って直しています。
耐熱でないガラスだとこうはいかず、
もっと手間がかかり、リスクも大きいです。

直した後は丸まって少し縮むので、
跡はわかりますが、そこもまた可愛さ。
まだまだ愛用します。
ryu