フィオーレペンダントヘッド


バーナーワークでつくっているフィオーレペンダントヘッド。
これも作り方をよく聞かれるものですが、
コトバでは難しく、見るのが一番ということでご紹介を。

材料はガラス管です。まずはラッパ上に口を開きます。

内側に銀をフューミングしてから、クリアの棒でモヨウを乗せます。
アンバー色になっているのがフューミングされた色です。

*フューミング
高温の火で金属を蒸発させ、ガラスの表面にその金属をのせて着色することです

先端を良く焼いていきます。

縮んで穴が小さくなりました。

閉じそうです。

閉じました。
写真だとわかりにくいですが中の模様は立体的になっています。

そして作業棒(右のガラス棒)を付けて、
管から焼き切り離します。

よけいなガラスを取り去り、色ガラスを底の部分に載せます。

あとは形を整えて、紐通しを付けたら完成。

ガラスの焼いて縮む性質を利用してモヨウをつくるやり方で、
インサイドアウトと呼ばれてる作り方です。

以前に紹介した「花ウサギ」と似ている作り方です。
ご参考までに。

・「花ウサギの花」⇒ https://emuni.jp/blog/?p=1425

ryu

「抹茶をたのしむうつわ展」にむけて

ここ北陸も梅雨明けのもよう。
あんまり暑いんで、午後は子供達のプール遊びに乱入してました。

さて来週から始まる企画展へ向けての梱包発送作業です。

・「抹茶をたのしむうつわ展」詳細ページ⇒https://emuni.jp/news/1107_kenshin.html

と、その前に新作の写真撮ってありますので
一足お先に一部ご紹介を。

蓋付きの菓子器で、本体は透明還元色でぎらっと。
蓋はクリアですが表面処理でおぼろげに。
全体的に涼しげ〜。

こちらは色違い。
本体がクリアで底を処理しておぼろげに。
蓋は不透明黒で、ちょっとシックに。
蓋してある時の中身が見えない状態と
開けた時の爽やかさの差が楽しい。

これらの形が1人で作るには難しく
myu に5年ぶりぐらいに手伝ってもらいました。

最後は myu の絵つけもの。
半透明の器の内側越しに見るモヨウは
影絵の様な雰囲気がして妖し可愛し。

期間:7/14(木)〜7/19(火)
会場:酢飯屋水道ギャラリー

どうぞ宜しくお願い致します。

ryu

瓶の窓


「myu」 の新作「コトバ 瓶の窓」。
小さなペーパーウェイトです。

今週末から始まる「ペーパーウェイト展」に出品いたします。
僕が myu の指示のもと生地をつくり myu が絵つけをしています。

・「ペーパーウェイト展」の詳細ページ
⇒ https://emuni.jp/news/1107_sumito.html

この生地はバーナーワーク技法で作っているので、
制作中は真横で机並べて作業している myu にその都度チェックを貰い、
僕も緊張しながら最後の仕上げまでもっていきます。

チェックは本当に厳しいので、正直たまにイラッとくる時もありますが、
「いいものを」という気持ちは一緒なので、
集中して最後まで取り組んでいます。

生地の後の myu の絵つけは言うまでもなくです。

この作品を手に取って
「わあ!」なんて感じて頂ければ myu 共々最高です。

ryu

何年ぶり?のグラール玉


これ、ガラスをつくる人達の呼び方なのでしょうか。
「グラール玉」って言います。通称「グラ玉」
吹きガラスで、卵形に吹いた玉を一度冷まし、それに細工をして、
もう一度この上にガラスを巻き取る為に用意するもの。

私がグラールをつくる時は、ガラスの間に模様をサンドイッチしたい時。
卵形の生地に高温の白いエナメルを全面塗り、乾いたらそれを削る。
ひたすら削る。
そんな作業に時間をかけています。
これが自分のいい時間なのです。

でも、このグラ玉、なかなか手間のかかる作業で。。
実は子供を産んで、吹き場作業をryuに頼むようになってからは
しばらく封印?してたんです。

例えば、5時間かけて模様を彫ったグラ玉でも、
吹き場でもう一度吹き竿につけて、
上にガラスを巻いた時に失敗してしまうことだってある。
そんなプレッシャーの多い技法だから、
近年はしばらくお休みしてました。

母になってからのエナメル仕事は
カタチを仕上げたガラス生地の表面に、
低温のエナメルを施し模様を入れること。
より細かいモヨウを残すことが可能だし、じっくり時間をかけられて
今の私にはぴったりの作業なのです。

今回、久しぶりに「グラ玉」を再開しようと思ったきっかけは、
昔つくったこの雰囲気の作品を気に入って下さった方から
新たに制作を頼まれた事。
先日、5年ぶりに吹きガラスの現場を体感して
そろそろ又あのタイプのモノもつくってみたいなあ。
と思っていたところだったので、ちょうどいいタイミングでした。

仕上げたグラール玉を電気炉にいれてゆっくり温めます。
急激な温度変化で割れないように、
550度付近まで2時間ほどかけて温度アップ。

吹き竿の先端につけます。
1200度の焼き戻しの窯で少しづつ焼いて
表面のエナメルをしっかり焼き付けます。
それからどろどろに溶けたガラスをこの上に巻く。
そして吹く。

今回のご注文のうつわは大鉢。
これは吹いて、今から高台部分のガラス種をつける前です。
(ベージュに見えるのはガラスの温度が高いから。冷めたら白色です。)
ホントはガラスを上に巻き取った時が一番キレイなのですが
作業途中すっかり夢中になってしまって、
あんまり写真を撮れませんでした。

でもなんとか形になり、無事仕上がりました。
今はまだ金沢の工房の徐冷炉(電気炉)のなかで
ゆっくり冷めていっている頃です。

久々のグラールもの。
出逢うのが待ち遠しい。

myu

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月夜のヤモリボトル

途中時間があいてしまいましたが
以前に途中の状態で紹介した作品が完成しました。

制作途中の記事⇒https://emuni.jp/blog/?p=1419

見比べると足もちゃんと4本くっつけて手の指もあります。

全体だとこんな感じ。

やわらかい感じのバランスで仕上げたつもり。
パーツをつなげる前にいろいろ考えてから仕上げてはいるけれど
実際このように完成してからも、あーだこーだ考えるもんです。

でも一度仕上がったら、そこからはいじらないようにしてます。
きりがないから。

そうして次はあーしようこーしようなんて
また何か作りたくなります。

器を作るのも楽しいし、こんなの作るのもまた楽しい。
いろいろやめられませんねえ。

ryu

花模様


昨日お知らせしたペーパーウェイト展に出品する作品を一足早くご紹介。

ミユキさんの新作でガラスの中に空気が閉じ込められていて、
そこに外のモヨウが映り込んで幾重にも見えます。
手のひらに収まる程の大きさ。

模様はお花かな?小さな花びら1つ1つにもなにか模様が入ってます。
う〜ん細かい。

ガラスだと映り込みがあったりして奥行きを感じ、
より面白くみえますが、布、紙などに彼女の模様がのっても
面白そうと思うのは僕だけかな。

でも今のところはガラスに描くだけで精一杯のようです。
今日もずっと竹串片手に頑張っていました。

今シーズンはまだまだ作らないと。
あ、僕もです。

ryu

街並み


僕のばかりをアップしがちなので今日はミユキさんのも。

両手に少し余るぐらいの大きさのフリーカップに、
エナメル絵つけを施した新作もの。

街並みと空き地に生える草花。
僕はなんか懐かしくてせつないような感じをうけます。

彼女のモヨウの中でも町並みは特に好きで、
なにかって言うとリクエストしてしまう1つです。

描く度に進化していく彼女のモヨウ。
この夏は各地の企画展でお目にかかれる機会も多いので、
出逢ったときは、ぜひお手に取ってじっくりと見てみて下さいね。

ryu

切り端


今日は吹きガラス。
暑くて気持ち良いって言えないほど暑かったです。

写真は1日線モヨウシリーズを作っていた証。
口を仕上げる過程で切り取った切れ端です。

なんかキレイなので捨てずに持って帰ろ。
何をするわけでもないけど
こうやって集めたガラス片が結構たまってくる。

たからもん。ということで。

ryu

月夜のヤモリ〜蓋物〜

何点か並行して作っているヤモリもの。(バーナーワークです)
これは昨日の完成と同時に、じつはもうDM撮影用に送ってしまったものです。

ゆっくりと愛でてる時間もなかったけど、
写真だけは多めに撮っておきました。

蓋を開けるとこんな感じ。
蓋合わせはバーナーワークだと結構気持ち良く合わせられます。
ぴったりすぎて抜けなくなって泣く泣く割ったことも。。

手に乗っけて愛でたり、何か入れてみたり。
中に入れた物はヤモリがお守りしてくれるかもしれません。

ryu

品だし


来週末の京都の企画展の発送に向けて残された時間が後少し、
最後の追い込みに何をするか考えるのに品だしを始めています。

えむにでは
「どのくらい出す?」「2畳半かなあ。」
なんていって「何畳」で出品する量を考えます。

我が家の畳敷きのギャラリースペースで品だしを繰り返していたら、
それが一番わかりやすい単位になってしまったのです。

モノが占めるスペースは種類(皿、コップ、花器)や大きさで違うので、
数よりもスペースで出す量を調整するやり方がとても楽チン。

ここにいなかったら「何畳」は出てこなかったな。

さてあとは、これとあれをしてそれしたら
おっけーかな。

ryu

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