ピンセット



バーナーワークの作業ではピンセットをよく使います。

余分な部分をとったり、パーツをつかんだり、
細工する時につまんだりと結構活躍します。

いつも使ってるピンセットは幸和ピンセットのもので(写真の上の方ね)
数年前にテレビで紹介されていて、つい衝動買い。
使ってみると、そのつまみ心地の良さにハマって、以来愛用しています。

・幸和ピンセット
http://www.kfi.co.jp/

そして今日、10年ぐらい前からそのままだった道具箱を整理していたら、
それこそガラスをやり始めた頃に買ったであろうピンセットが出て来ました。
(写真のしたのやつね)
あ〜こんなとこにもあった。なんて何気に手に取ってカチカチ。

これ、いつものと同じ感じだ。
ロゴを見るとやっぱり! 幸和ピンセット。

ビックリした。

あの頃はまだこの心地良さに気がついてなかったんだなあ。
さっそく使うことにしよう。

う〜ん。やっぱりいい♪

ryu

花ウサギの花


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今日は1日これ作ってました「花ウサギ」。
よく花の部分がどうやってで作られてるかを聞かれ、
説明に窮することがしばしば。

言葉で説明しづらいのです。。
良い機会ですので写真つきでご説明しておきます。

11_06_13_01.jpg
材料はガラス管です。
まずは先端を閉じて少し膨らませ球状にします。

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花びら部分になる色ガラスを球の表面に点々とつけていきます。

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点をつけ終わったら球の先端半分を焼いていきます。

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焼いた部分が縮まって平らになります。

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それでもなお焼き続けると、縮まり続けて内側に出っ張って来ます。
色ガラスがガラスの内部に入り込んで花びらっぽくなって来てます。

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もっともっと焼いてここまで縮みました。
色ガラスがガラスの内部に入り込みすっかり花びらになりました。

11_06_13_07.jpg
底に作業用のガラス棒をつけて管から焼ききって離します。
(前の写真と左右逆になってます)

11_06_13_08.jpg
いらない管の残りを取り去りるとこんな感じ。

11_06_13_09.jpg
しっかり焼いて形を整えたら花うさぎの花の部分の出来上がり。
ここから、頭や尻尾をつけていきます。

この作り方は「インサイドアウト」とか「アウトサイドイン」とか言われ、
他にも様々な方法や手順があります。

焼いて縮める事によってガラスの内部に模様を入り込ませるやり方なので、
より細かく、しかも内部で立体的な模様を作ることができるのです。

ちなみに今回の場合は最初の膨らませた球が5〜6センチ。
出来上がりは3センチと半分近くまで縮まってます。

ふう。こんな感じでしょうか。
これからは聞かれても、このページも写真もあるから大丈夫かな?

ryu

5年ぶり


何がって myu が吹きガラスしたのが5年ぶりです。

今日は作る物にどうしてもお手伝いが欲しくて、
金沢まで来てもらいました。

作ってたのはドラ鉢。
底が平らで口が立ち上がっている水盤とかシャーレとかと同じ形。
1人でもできないことは無いのですがゴロが出やすいのです。

そこで myu が登場。

口を開いていく時に、底と口を木ごて(とってつきの木の板)で
がっちりと挟み込んで成形を手伝ってもらいます。

ばっちり良いのできました。

そして休憩時間に5年ぶりにガラスを巻く myu 。
いつもよりテンション高く楽しそうだ。

何と言っても彼女は吹きガラスがやりたくて、この仕事についたわけで。
子育てもちょっとは落ち着き、やっと再開できた瞬間なのでした。

良かった。

子供のお迎えがあって限られた時間でコップ1個作れただけでしたが
今後も是非続けてもらえるように僕もやりくりしていかないとなあ。

ryu

ヤモリの途中

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今日は数ものと凝ったものを制作。
久しぶりにヤモリを這わせた小作品も作ってます。

よく見ると後ろ足が途中までしかありませんが、
いっきに4本つなげると割れる場合があるので、
こんな感じで2本づつ前足と後ろ足をつなげていきます。

つなげたら全体の温度を均一するのに550度の窯に入れて、
一晩ゆっくり冷まします。(徐冷といいます)

このような徐冷をパーツをつなげる度に行うので、
凝ったものは日にちがかかるのです。

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台は並行して作ってあるので、
後ろ足と台をつなげたら完成の予定。

あと少しです。

ryu

ライン片口


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日中はだいぶ暑くなってきましたが作業場は蔵のおかげか結構涼しい。
おまけに外の風が入り込むとさわやか〜なきもちになり、
いつまでも作業台に向かえる気がします。(ほんとか?)

こんな日はじっくりと数を作るに限る。

写真は一日作ってた小さめの片口。

蓋はないので、お酢やポン酢のような調味料や、
サラッとめのドレッシングやメープルシロップなど、
たっぷり使って残さない時に用いるのがお勧め。

口のきれも良いですよ。

あとはお煎茶のお道具に使えるらしくお見立てして頂いた事があります。

使う方によって色々な器になる事をお聞きするのも作り手の楽しみです♪

ryu

凝ったもの


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数日前に作った泡入りパーツを組み上げて、
ちょいと凝ったモノが出来上がりました。

バランスをパーツごとにゆっくりと吟味出来るのが
バーナーブロー技法の良い所。

今回もパーツごとに見比べながら作っていきました。

こんなのやり出すと色々な種類を作って沢山並べてみたい衝動にかられます。
あと少なくても3点は作って並べたいなあ。

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先日の泡入りは背の高い方のカップの部分に。
低い方も泡入りですが泡が小さくて写真だとよくわからないですね。

ryu

あわ入り。


季節が進むにつれ、忙しくなってきました。

「えむに」の器はもちろん毎日せっせと作っておりますが、
僕、水上竜太のちょっと凝ったモノも時間を見つけては
すこしづつ作りためております。

今日は泡の入ったパーツを作りました。

泡入りガラス、良く見かけると思いますが、泡の入れ方も様々。
なかでも今日のは結構凝ったやり方です。

バーナーブロー技法でやっていますが、
吹きガラスでも似たようなやり方があります。

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縦スジの入ったガラス管を温めてねじって、
口が開いたのと開いてないのと二つ用意します。

ここで注意してほしいのが、ねじり方が逆になっているという事。

途中、手が離せなくて写真撮れませんでしたが、
口が開いた方に閉じた方を温めてすぽんと吹き入れます。
しっかり温めて馴染ませてやると。

11_05_31_2.jpg

こんな感じに泡が並んで入ります。

逆ねじりどうしを重なり合わせてやると、
スジがクロスして合わさった部分にちょっとだけ隙間ができ、
なじませると隙間が泡になって残るのです。

僕が習ったイタリアのマエストロがやっていた方法。
マエストロがやると泡が本当にキレイに整然と並びますが、
僕がやると、大小様々な泡になります。難しいのですよ〜。

んでも、それがまた良い雰囲気になって好きなんですけどね。
これを他の何種類かのパーツと合わせてちょっと凝ったものに。

完成までは、まだ数日かかりますね〜。

ryu

耐熱ガラス製の小さい花器を修理してみた


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myu が落として「ぴちょん」を割ってしまいました。
ここまで割れてしまうと普段はあきらめるのですが、
最近あんまり割れる事も無く、試す機会も少ないので、
修理してみる事にしました。

11_05_25_5.jpg

結果はこちら。
1つづつ仮止めをして、割れを塞いでいきました。

ほんと溶接の感覚。

仮止め後は全体をある程度温めないと、新たな割れが走ります。
やっぱりやってみないとわからない事が多いです。

割れと格闘すること数十分。
何とか全てつなぐ事ができました。
多分1つ作るのより時間がかかったんじゃないかと。

それでも結構割れてたのに痕は残るものの
使えるまでに直せるもんです。

自分でもビックリ。

なかなか割れる事が無いんだけど、なにか割れたら、
どんな状態でも、とりあえずチャレンジしてみることにしよう。

あ、「えむに」の耐熱ガラスは
送料ご負担頂ければ初回は無料で修理しております。

もし、破損した場合はパーツを集めておいて、ご相談ください。
程度にもよりますが、直せる場合が多いですので。
ぜひ。

ryu

つくる道具


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ガラスを熱して形を変える作り方をする吹きガラスやバーナーワークの時は、
直接手で触れられないので必ず道具が必要になります。

ハサミやピンセットなどもガラス用の物があるのですが、
それらはガラス用でなくとも代用できます。

でもこの写真のものは、他の物で代用するのが難しい。

名前は「ハシ」です。洋バシとかジャックという言い方もします。
作り方を何処で学んだかで呼び方が変わります。

用途はくびれを入れる(くくる)、口を開く、形を整えるなど。
これがあれば一通り形が作れるという便利な道具。
逆に無いと、スゴく困ります。

僕はガラスの専門学校に通ってる時、
イタリアに旅行する友人に仲間内数人で頼んで買ってきてもらいました。

もちろん日本製もありますし、国内の業者さんが外国製も扱っていますが、
直だと安いし、手に入りにくいメーカーのものだったので
皆で頼み込んだのを覚えています。

もう長いこと使ってて手に馴染んでいるし、
今ではこのメーカー作っていないとかいう話もきくので、
大事に使わないととは思いますが、
ついね、メンテをサボってサビが出たり。。

もっと大事にしないといけないなあ。

ryu

アシスタント?


今日は吹きガラス作業。
もう暑くて、今期初の半ズボンにTシャツでした。

久々の半袖だと皮膚が慣れてないのか
熱さにあんまり耐えられなかったりします。
しばらくすると、なんてことなくなるのですけどね。

アシスタントがいると「火よけ」といって
熱そうな時には木の板でガードしてくれるのですが
今の僕のアシスタントは写真の機械。
竿を上手に回してくれるだけです。

11_05_18.jpg

それだけでも随分楽だし、
この機械がない工房も多いので、
熱いのぐらい我慢しないとね。

こいつ今日も沢山働いてくれました。

ryu

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