「サントリー美術館 ミュージアムショップ」出品のお知らせ

東京六本木ミッドタウン内にあります「サントリー美術館」のミュージアムショップにて、本日23日より8月末までの夏期間、「えむに」のガラスをお取り扱いいただいています。

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3年前の2011年の春にも一度お付き合いがあり、今回が2度目。嬉しいご縁です。

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数は多くありませんが、えむにの定番のウツワや花挿しなど、夏期間限定で並んでいます。
吹きガラスのモノを中心に、耐熱モノも少し。
季節柄、ご要望のあった「風鈴」もお送りしています。

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暑い日が続きますが、お近くにお寄りの際にはゼヒ足をお運びください。

 

〒107-8643
東京都港区赤坂9-7-4 東京ミッドタウン ガーデンサイド
サントリー美術館」内 ミュージアムショップ 

 

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街の茶杯の模様彫り


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2014年、海の日。
今年はまだ梅雨明けしていない北陸ですが、今日はもう明けたかのような青空快晴の1日。

朝夕は、アトリエに吹き抜ける風が心地いい。

そして、こんな夕刻まで仕事が出来るありがたさ。
娘たちを預かってくれた母友に感謝です。

 
 
 
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2014.7.19


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今朝6時の空。

我が家から小学校への道。
夏休み初日は、私が小さい頃から毎年恒例の行事になっている小学校での「ラジオ体操会」
全校生徒と家族、地域の人たちがグラウンドに集まって、6:30から体操です。

雨上がりの空。
朝から家族で歩くって気持ちいいね。

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体操を終えて、家に戻ってきたら、空の向こうに見えていた光が天使の梯子をつくってた。

週明けからは、村の神社に集まってのラジオ体操が始まる。
早起きして一緒に参加できるように頑張ろう。と思ってみたりしています。

 

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お気に入り

ここ数日のご縁。

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「リボンのコップ」と

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「月色のコップ」は、お気に入りのコップを探していたという九州のお客様のもとへ。

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「うろこ雲のコップ」は『ウララ』に載ってたんで、と訪ねて下さったお客様の元へ。

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冬の時期のブログの中から「ちいさなピッチャー」をみつけてくれて、ご注文下さった関東のお客様にも、ようやくお届けすることが出来ました。

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それから、特注品のヤモリもの。
こちらもお時間頂きましたが、喜んでいただけたようで何よりです。

日々の制作は楽しい時間。
そして、こうしてつくったモノが誰かの「お気に入り」となって旅立っていくのは、
やはりとても嬉しい時間。
このバランスがあって「つくる」を続けられる。

ほんとうに感謝すべきコトがいっぱいで、感謝すべきヒトがいっぱいで、、
ありがたいことです。明日もがんばります。

 

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ブライダルフェア@ジュエリーPARIS


先月末のことになりますが、福井市にあります「ジュエリーPARIS」さんでの6月のブライダルフェアに参加してきました。

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6月中にジュエリーパリさんで、エンゲージリングやマリッジリングをご成約のカップルの皆さんに、私達「えむに」のうつわをプレゼント、という企画。
吹きガラスでつくったうつわに、イベント当日は名入れのサービスさせていただきました。

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ジュエリーパリさんとご相談させてもらって、今回用意したのは4種のガラス器。
ピンクのブルーのペアグラス。

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クリアーのそばちょこサイズのグラスセット。

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うろこ雲のボウル。

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そして、このイベントの日が、ちょうど地元情報誌が発売されてすぐだったので、折角だし!と、この「大人ウララ」の表紙に使われた「うろこ雲のプレート」を用意。

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イベント当日は、お客様に好きなガラス器を選んでもらい、それぞれのお名前や記念日、メッセージなどを彫らせていただきました。これから新婚さん♡という方がほとんどでしたので、こちらまで幸せな初々しい気持ちに。そんな皆さんに喜んでもらえたようで本当に何よりでした。
当日お越しいただいたお客様、6月ご成約の皆様、
ほんとうにありがとうございました&おめでとうございます!!

そして、こんな風に素敵なショップで働くスタッフの皆さん、流石です。
普段の仕事場とまったく違い過ぎる環境で、、
こういう華やかな空間に馴れていない私でも、1日中、居心地よく過ごさせてもらえたのはスタッフの皆さんのおかげです。どうもお世話になりました!

ジュエリーパリさんのHPにもご紹介いただいてました
「6月のブライダルフェア☆終了しました」

キラキラ輝くジュエリーも、
ショーケースの中のROLEXも、
働く女性も男性も、
すべてが眩しい空間。
そして、甘い香りに包まれて
ほのかに華やかな気持ちになる場所でした。

ご縁にカンシャいたします。

 

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レモンスカッシュ


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こどもたちが出かける頃は霧雨が降っていたけど
そろそろ明るい空が広がって来そう。

果肉たっぷりのレモンスカッシュを、独立以来ずっとつくっている「芽のコップ」で。
気分もすっきりさっぱりして、
さあ、今日も1日がんばります。

 

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窯の火を落としました。


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まだ肌寒かった3月に初の火入れ。それから約4ヶ月燃え続けた溶解炉。
この夏の制作スケジュールと今後のメンテナンスのため、昨日で今回の吹きガラスの窯の火を止めました。

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最後の仕事は、窯の中に残ったガラスの掻い出し。
窯の中がからっぽになるまで「レードル」と呼ばれる道具でガラスをすくい出します。それを作業代の鉄板の上に。無色透明なガラスですが、温度が高いのでオレンジ色に見えます。

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熱いガラスをすくい出す仕事は結構大変。ryuが汗だくになりながら頑張ってくれました。
からっぽになれば、これで、今回の溶解炉仕事は終了。

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火を落とした吹き場は、なんだかとっても静かに感じます。
ホッとしたような、なんだか少し寂しいような。。

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最後のガラス。
「えむに」の初代窯でキレイに溶けてくれてどうもありがとう。

さあ。吹きガラスの窯の火は消え、ここから、夏本番!
ryuのバーナー仕事&私のエナメル仕事、
並行して進めているとはいえ、やはり今まで以上に溜まってきているので、この火を消している間にしっかりしっかり進めていきます。
そして、夏が終わる頃に時間をみつけてメンテナンスして、次回火入れは秋頃の予定です。さあ、ここからも頑張りますー!

 

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リボンの灯り、納品に。


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先日、以前からご依頼を受けていた「リボンの灯り」が仕上がり、お客様のお引っ越し前の新居に納品に伺ってきました。

ひとつは玄関に。
そして、もうひとつは2階の階段廊下に。

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こちらのグリーン系の灯りは旦那様のリクエストです。
窓から見える緑ともぴったり!

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優しい空間になりました。

そして、玄関のピンク系は奥様の色セレクトです。

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中から見た風景もいい感じ。

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天井に近いところに灯したので、影がキレイに映っていました。
お時間いただいていましたが、何とか新居の完成に間に合ってホッと一安心。。
とっても素敵な雰囲気のお家でした。

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これからご家族で、楽しい愉しい日々を過ごしていく空間に
「えむに」の灯器をつかってくださってほんとうに嬉しく思います。
とっても有難く幸せなことです。

ご縁に感謝いたします。

 

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「月色シリーズ」の作り方


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すっかり定番の「月色シリーズ」(上の写真:月色のグラス@¥4,860)
長いこと作っている気がしていましたが、
実は作りだしてからまだ2年も経っていないんです。
自分でも驚きます。

光の加減や角度で色が変わって見える、この不思議な色味が特徴で、
どうしてこう見えるのかお客様にもよく聞かれますが、
実は僕も詳しい理由はわかりません。。

ただ、「こうやって作るとこういう色味になる」ってことだけわかっているので、
「どうして?」の答えの代わりに作り方をざっと紹介いたします。

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このシリーズはホウ珪酸ガラス(耐熱ガラス)を材料として、
バーナーを使って成形するバーナーブローと呼ばれる技法で作ります。

まずは材料となるガラス管を作るサイズに合わせて切り離します。

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さてこれが色の元となるものです。
小さくて見えませんが、ガラス棒の先端に「純銀」の小片がついております。

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先ほどの銀を火にかざすと酸素+ガスの高温の炎で気化します。

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で、その前方にガラスを構えておりますと、表面に銀の微粒子が付着するようで、
直後はこのような、アンバー〜茶色の色味を発しています。

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つぎはドット模様をつけていきます。
全体を軽く炙りながら、溶かしたガラスをひとつひとつのせていきます。

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ドットをのせ終わる頃には、温度が加わって色味が黄色に変化しています。
ただしこの状態ではまだ、青白い色味は発しておりません。

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そして、弱めの炎でじっくりと炙ります。
炎が強すぎると、色が飛んでなくなりますので、火加減に気を配ります。

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先ほどのドットが馴染んで、全体が程よく焼けたら息を入れて膨らまします。
この辺りで、青白い色味も見え始めます。
ちなみに写真では高温のため、赤みがかって見えています。

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あとは、ウツワの形をつくっていきます。
作るものによって、手順が色々変わってきますが、
これはグラスの横部分を作っているところです。

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底も平らに仕上げて。

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ウツワの下半分の形ができたところで、底に作業棒を熔着します。

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次は口の部分をつくります。
よく炙って。

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道具でくびれを入れて、叩いて切り離します。

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すると、ちいさな穴が開きます。

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この穴をよく炙って、遠心力も利用しつつ。

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最後は道具を使って、一気に広げます。

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このように熱を加えて小さな穴を広げて、口の部分を作っているので、
口元はなじんで滑らかです。
また不自然に薄すぎたりもしないので、薄い割には比較的丈夫なウツワになります。

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このあと作業棒を取り除き、一晩かけてゆっくり冷まして完成となります。

グラス以外にも、
カップ、片口、ぐい呑、タンブラー、ポットなどを作っていますが、
銀を付着させる〜丸く膨らますまでは、全て同じ工程を踏んでいます。

ざっとのつもりが長くなってしまいましたが、
「月色シリーズ」に、よりご興味お持ちくだされば幸いです!

ryu

 

「大人ウララ」掲載のお知らせ


7月のはじまりの日。
こちら福井は、爽やかな風が吹き抜けていく「夏」の始まりにぴったりな1日でした。

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先日発売された福井の情報誌『URALA』(ウララ)7月号。
その中の「大人ウララ」のテーマが今月は ” 夏の器案内 ” ということで、えむにのガラス器を取り上げてくれています。
そして嬉しいことに表紙にも「えむにのうつわ」を載せていただいています。
リボンのコップ、うろこ雲のプレート、ソーダ、ダイア、月色のシリーズです。

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そして、こちらのページには、メーカーさんの器と並んで「Flowのゴブレット」が。 

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中には、取材の様子も紹介してもらっています。
陶器の作家さんお二人それぞれと、私達えむにの今のこと。器への想い。

なんだか、こういう風に改めて質問されて答えていくと、日々のこと、過去のこと、そしてこれからも続けていきたいことなど、自分たちの中で又整理されたりして、なんとも有難い機会をいただいているなと感じます。

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すでに「見たよ〜」「載ってたね〜」と、お声がけいただいたりして嬉しい限りです。
ありがとうございます。ありがとうございました。

 

myu

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